運送契約論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 運送契約論
科目番号 19専26031 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ①海事六法 ②海商法のテキスト、運送契約の解説書(図書館内の参考書を指定します)
担当教員 清田 耕司

到達目標

(1) 海上運送契約の意義が説明できる
(2) 傭船契約の主要条項について概説できる
(3) 海事仲裁を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海上運送契約を説明できる海上運送契約の意義が説明できる海上運送契約の意義が説明できない
評価項目2傭船契約について事例を元に説明できる傭船契約の主要条項について概説できる傭船契約の主要条項について概説できない
評価項目3海事仲裁について事例を元に説明できる海事仲裁を説明できる海事仲裁を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海上運送に関する契約について、本科で学習した「海運論」の知識と融合させ、海運という専門分野において掘り下げた知識を修得しつつ、さらに自信の専門とは異なる分野の学習・修得も目標とします。
授業の進め方・方法:
参考書・プリントを活用し、講義・レポート課題報告形式で行います。
試験結果、出席状況、レポート及び課題の提出状況を総合的に評価する。授業評価は試験及び発表内容にて評価(50%)。自学自習部分については、レポート提出により評価(50%)する。
注意点:
各種海上運送契約の種類・特徴、船荷証券について予習をして下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 契約 契約の意義について理解する。
2週 契約 契約の種類・性質について理解する。
3週 貿易 貿易取引の概要について理解する。
4週 定期傭船契約 定期用船契約の成約について理解する。定期用船契約と裸傭船契約について理解する。
5週 定期傭船契約 定期傭船契約の主要条項について理解する。
6週 個品運送契約 定期船の運航について理解する。
7週 個品運送契約 船積書類について理解する。
8週 航海傭船契約 航海用船契約の成約について理解する。
2ndQ
9週 航海傭船契約 航海傭船契約の主要契約条項について理解する。
10週 航海傭船契約 航海用船契約の主要契約条項について理解する。
11週 航海傭船契約 航海傭船契約の主要契約条項及び航海傭船契約の採算について理解する。
12週 海上運送人の責任 船荷証券について理解する。
13週 海上運送人の責任 船主責任制限について理解する。
14週 海事仲裁 海事仲裁判断全集所収の事例から、航海士として必要な事項について討論する
15週 海事仲裁 海事仲裁判断全集所収の事例から、航海士として必要な事項について討論する
16週 答案返却・解説
学生アンケート

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20300102020100
基礎的能力0000000
専門的能力20300102020100
分野横断的能力0000000