輸送システム工学概論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 輸送システム工学概論
科目番号 19専26040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:現代物流の基礎 ,森隆行,同文館出版/特になし
担当教員 大野 遼太郎

到達目標

(1)国内輸送に関係する物流管理要素を概ね理解できる。
(2)物流分野における問題点の把握ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国内輸送に関係する物流管理要素を概ね理解でき、かつその課題を自分自身でまとめることができる。国内輸送に関係する物流管理要素を概ね理解できる。国内輸送に関係する物流管理要素を概ね理解できていない。
評価項目2物流分野における問題点の把握ができ、かつその問題点を自分自身でまとめることができる。物流分野における問題点の把握ができる。物流分野における問題点の把握ができていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会や産業の状況を把握し、問題点とその原因を発見できる能力を身につけるために輸送システムの概論を実務者の視点から学習する15回のうち、10回は国内輸送システムの概論を学ぶ。残りの5回分はミニインターンシップを行い、その報告発表を行う。
授業の進め方・方法:
(1)授業は海事システム工学前期の週あたり2時間(60分の講義,40分の課題自習)ゼミ形式の授業を行います。
(2)自習課題などの合計6種類のレポート提出をしていただきます。
(3)15回分の内、1/3はミニインターンシップを行います。与えられた課題について調査を行い、報告書を提出して下さい。
注意点:
自学のための課題作成を重要視します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本の物流業界概論 国内貨物輸送の動向、輸送貨物別の輸送形式を理解する。
2週 日本の物流業界概論 輸送機関の種類と特徴、消費者物流の動向などを理解する。
3週 日本の物流業界概論 トラック輸送における運賃・料金体系などを理解する。
4週 物流業界の事例として、トラック業界及び倉庫業界の概論 物流業界の事例として、トラック業界、倉庫業界の概要を理解する。
5週 物流業界の事例として、トラック業界及び倉庫業界の概論 物流業界の事例として、トラック業界、倉庫業界の概要を理解する。
6週 各輸送機関の活用と
料金体系
国内貨物輸送の動向、輸送貨物別の輸送形式などを理解する。
7週 各輸送機関の活用と
料金体系
輸送機関の種類と特徴、消費者物流の動向などを理解する。
8週 各輸送機関の活用と
料金体系
トラック輸送における運賃・料金体系を理解する。
4thQ
9週 ITを活用した輸送管理 貨物追跡に利用されるIT、貨物追跡の実情などについて理解する。
10週 ITを活用した輸送管理 貨物追跡に利用されるIT、貨物追跡の実情などについて理解する。
11週 ミニインターンシップとその報告会 輸送システム現場(関連企業)を訪問し、与えられた課題について報告を行う。その報告を自分で発表できる。
12週 ミニインターンシップとその報告会 輸送システム現場(関連企業)を訪問し、与えられた課題について報告を行う。その報告を自分で発表できる。
13週 ミニインターンシップとその報告会 輸送システム現場(関連企業)を訪問し、与えられた課題について報告を行う。その報告を自分で発表できる。
14週 ミニインターンシップとその報告会 輸送システム現場(関連企業)を訪問し、与えられた課題について報告を行う。その報告を自分で発表できる。
15週 ミニインターンシップとその報告会 輸送システム現場(関連企業)を訪問し、与えられた課題について報告を行う。その報告を自分で発表できる。
16週 復習課題作成 自分で復習課題を作成できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート課題その他合計
総合評価割合050000500100
基礎的能力00000000
専門的能力050000500100
分野横断的能力00000000