国際安全管理論

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国際安全管理論
科目番号 19専26041 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ISMコードの解説と検査の実際:国土交通省海事局検査測度課監修,(成山堂)、配布資料
担当教員 小林 豪

到達目標

(1) 海難の発生要因についての概要を説明できる。
(2) ISMコードに関する基礎知識(用語・定義等)が説明できる。
(3) ISMコードの目的及び解釈と関連知識の説明できる。
(4) ISM検査の内容が説明できる。
(5) 関連条例や条約について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海難の発生要因についての概要を説明できる。海難の概要(現状)を説明できる。海難の概要(現状)を説明できない。
評価項目2ISMコードに関する基礎知識(用語・定義等)が説明できる。使用される語句の定義を説明できる。使用される語句の定義を説明できない。
評価項目3ISMコードの目的及び解釈と関連知識の説明できる。ISMコードの目的が説明できる。ISMコードの目的が説明できない。
評価項目4ISM検査の内容が説明できる。 ISM検査の具体的な内容が説明できる。 ISM検査の具体的な内容が説明できない。
評価項目5関連条例や条約について説明できる。他の条例や条約との関係性を説明できる。他の条例や条約との関係性を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 海難原因に人的要素が指摘され、ISMコードがIMOにおいて採択されている。本講義では、安全工学、海難の実態、航海学の分野に精通し、その分野の研究状況や技術動向を把握するとともに、瀬戸内海における安全運航について考える。特にISMコードに関連した、船舶運航管理、安全システムについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
 基本的には講義方式で実施するが、内容によってはグループディスカッション方式で行う。
注意点:
(1) 教科書や配布した資料等、指示されたものを持参すること。
(2) レポートを課すので必ず期限内に提出すること。
(3) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 海難について 海難の現状及び諸問題についてを理解する。
2週 海難について 海難の現状及び諸問題についてを理解する。
3週 海難の事例調査 海難事例の調査し、事故原因や事故の特徴を理解する。
4週 海難の事例調査 海難事例の調査し、事故原因や事故の特徴を理解する。
5週 海難の事例調査 海難事例の調査し、事故原因や事故の特徴を理解する。
6週 ISMコードの概要 ISMコード制定の経緯、目的等を理解する。
7週 ISMコードの解釈と関連知識 安全及び環境保護方針、船長の責任や権限等、具体的な内容について理解する。
8週 ISMコードの解釈と関連知識 安全及び環境保護方針、船長の責任や権限等、具体的な内容について理解する。
4thQ
9週 ISMコードの解釈と関連知識 安全及び環境保護方針、船長の責任や権限等、具体的な内容について理解する。
10週 ISMコードのの解釈と関連知識 安全及び環境保護方針、船長の責任や権限等、具体的な内容について理解する。
11週 ISM検査の実際 ISM検査の実施、判定基準について理解する。
12週 ISM検査の実際 ISM検査の実施、判定基準について理解する。
13週 関連条例・条約 ISMコードに関連する条約等を理解する。
14週 関連条例・条約 ISMコードに関連する条約等を理解する。
15週 課題発表 講義内容に関する課題発表を行い理解を深める。
16週 試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合5020010020100
基礎的能力0000000
専門的能力5020010020100
分野横断的能力0000000