特別研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 特別研究Ⅰ
科目番号 701016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 河村 義顕

到達目標

(1) 自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取り組みができる。
(2) 特別研究Ⅱのベースとなる研究領域の基礎をを理解し、研究計画を立案・遂行し、結果を整理して解析できる。
(3) 関連する論文を調査・読解し内容を要約して報告するプレゼンテーションすることができる。
(4) 技術者としての倫理観を持ち、社会への貢献と責任感を持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 特別研究を遂行するに当たっての心構えについて認識できる。特別研究を遂行するに当たっての心構えについて概ね認識できる。特別研究を遂行するに当たっての心構えについて認識できていない。
評価項目2各研究室に所有されている機器・器具を用いて、基本的な手順をもとに安全に研究を実施することができる。各研究室に所有されている機器・器具を用いて、安全に研究を実施することができる。各研究室に所有されている機器・器具を用いて、安全に研究を実施することができない。
評価項目3研究の目的を理解して研究を遂行し、得られた成果を順序立ててていねいに整理することができる。研究の目的を理解して研究を遂行し、得られた成果を整理することができる。研究の目的を理解せずに研究を遂行したうえに、得られた成果を整理することができない。
評価項目4研究の目的・手順・成果を論理的にまとめ、評価・報告することができる。研究の目的・手順・成果をまとめ、説明することができる。研究の目的・手順・成果を説明することができない。
評価項目5得られた成果を分析し、研究成果の妥当性を評価・考察するとともに、評価結果をもとに研究計画を再構築することができる。得られた成果を分析し、研究成果の妥当性を評価・考察することができる。得られた成果から、研究成果の妥当性を評価・考察することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海事システム工学に関する高度な研究において、研究活動全体を理解し、研究活動に主体的に参加できるように指導する。研究テーマを選択し、研究対象への論理的・実験的アプローチ手法、解析・評価法など一連の研究活動を遂行する。研究活動を通じて、課題を発見してその解決策を計画して実行に移すとともに、その結果を検証する能力を身につけることを目標とする。
【複数教員担当方式】【クラス分け方式】
授業の進め方・方法:
特別研究であるので、内容や方法については担当の教員と相談しながら進めていく。
注意点:
(1) 特別研究の研究テーマは、特別研究担当教員と学生が相談して決定する。
(2) 研究テーマに関係する専門科目の授業の復習、専門書や研究論文などを読んで理解に努めること。
(3) 研究は、文献収集・実験・データ解析を実施し、研究成果は論文としてまとめること。
(4) 特別研究中間発表会は公開とし、学外者、教員、専攻科生を対象としてプレゼンテーションを行う。その際、アブストラクトをA4用紙1枚以内にまとめて提出すること。
(5) 2年次も継続して実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 文献検索法修得及び文献検索 文献検索法修得及び文献検索ができる。
2週 文献検索法修得及び文献検索 文献検索法修得及び文献検索ができる。
3週 関連研究文献整理 関連研究文献整理を行うことができる。
4週 関連研究文献整理 関連研究文献整理を行うことができる。
5週 研究課題の絞込みと位置づけ 関連する周辺の研究課題を検索し、研究課題の絞込みと位置づけができる。
6週 研究課題の絞込みと位置づけ 関連する周辺の研究課題を検索し、研究課題の絞込みと位置づけができる。
7週 研究計画の立案 研究計画を立案できる。
8週 研究計画の立案 研究計画のスケジュールについて再検討を行うことができる。
4thQ
9週 研究手法の検討と修得 研究計画に基づき研究手法の検討と修得ができる。
10週 研究手法の検討と修得 研究計画に基づき研究手法の検討と修得ができる。
11週 基礎研究 研究テーマの基礎知識を習得できる。
12週 基礎研究 研究テーマの基礎知識および周辺知識を習得できる。
13週 基礎研究 研究テーマの基礎分析技法を習得できる。
14週 中間発表アブストラクト作成と発表準備 中間発表アブストラクト作成と発表準備ができる。
15週 中間発表アブストラクト作成と発表準備 中間発表アブストラクト作成と発表準備ができる。
16週

評価割合

試験態度レポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合005530015100
基礎的能力0015100530
専門的能力0020100535
分野横断的能力0020100535