安全工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 安全工学Ⅱ
科目番号 702006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 海事基礎英語(大津皓平 監修 ほか、海文堂)海の基礎英会話(練習船における海事英語訓練強化に係る検討会、船員教育振興協会)、その他
担当教員 村岡 秀和

到達目標

(1)ヒューマンエラーが説明できる。
(2)労働災害が説明できる。
(3)安全対策が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ヒューマンエラーが説明できる。STEPが説明できる同現象を説明できない
評価項目2労働災害が説明できるヒヤリハット、多重防護が説明できる同現象を説明できない
評価項目3安全対策が説明できる。リスクの分析ができる分析ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
外国語を用いて、技術的な内容についての文書作成などを行うために、海事英語の修得は国際航海に従事する船員にとっては欠かせぬものの一つである。また、外国船舶の職員と接する機会の多い人々にとっても海事英語の修得は仕事を行う上での必須条件である。この講義では、船舶職員の専門的な会話を勉強することにより、海事英語の理解を深める。
授業の進め方・方法:
板書,口頭説明,教科書,配布プリント,質疑応答などにより授業を進め,小テストなどで確認を行う。
注意点:
船舶安全学概論 船舶安全学研究会 成山堂
ヒューマンエラーと安全をリンクして考えること。
指定された復習・予習など(自学自習)を行うこと。
不明な点については速やかに質問にくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.総論 1-(1)安全工学の基礎概念
2週 1.総論 1-(2)確率的安全性評価
1-(3)図示出力,正味出力
3週 1.総論 1-(4)熱勘定,内燃機関の熱損失
4週 1.総論 1-(5)燃料消費量,燃料消費率
1-(6)機関性能曲線,機関出力の定義
5週 2.安全工学 2-(1)フェーズ理論
6週 2.安全工学 2-(2)失敗情報の分析
7週 中間試験 ここまでの内容を確認できる。
8週 答案返却・解説 間違いの内容を確認できる。
2ndQ
9週 3.ヒューマンエラーの分析 3-(1)ハインリッヒの法則
10週 3.ヒューマンエラーの分析 3-(2)災害要素
11週 3.ヒューマンエラーの分析 3-(3)フェールセーフ
12週 3.ヒューマンエラーの分析 3-(4)ヒヤリハット
13週 4.システムの信頼性 4-(1)信頼性解析
4-(2)マンマシーンインターフェース
14週 4.システムの信頼性 4-(3)確率の推定
4-(4)信頼性モデル
15週 期末テスト ここまでの内容を確認できる。
16週 答案返却・解説 間違いの内容を確認できる。

評価割合

試験発表レポート・課題態度成果品・実技その他合計
総合評価割合700200010100
基礎的能力0000000
専門的能力700200010100
分野横断的能力0000000