到達目標
1.議論の意義を理解する
2.主張を批判的に理解する
3.演繹法と帰納法について理解する
4.さまざまな推論の誤りについて理解する
5.統計データを正確に利用できるようになる
6.因果関係(原因と結果の関係)を正しく把握する
7.演繹の諸形式について理解し、使用できるようになる
8.科学的思考の特質について理解する
9.科学的思考と市民の論理との違いを理解する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 議論の意義や主張を批判的を適切に理解でき,演繹法と帰納法について適切に理解できる | 議論の意義や主張を批判的を理解でき,演繹法と帰納法について理解できる | 議論の意義や主張を批判的を理解できない。また,演繹法と帰納法について理解できない |
評価項目2 | 統計データを正確に適切に利用できる | 統計データを正確に利用できる | 統計データを正確に利用できない |
評価項目3 | 科学的思考の特質や科学的思考と市民の論理との違いについて適切に理解できる | 科学的思考の特質や科学的思考と市民の論理との違いについて理解できる | 科学的思考の特質や科学的思考と市民の論理との違いについて理解できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA)
説明
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教育方法等
概要:
常識や他人の主張を鵜呑みにするのではなく、それが本当か疑ってかかり、論理的に考えることができるように、批判的思考力を体得することが目的である。ある主張について、理由から結論に至る筋道が適切であるかどうか、チェックできるように学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義だけではなく、グループで議論を重ね、主張や議論の仕方についても学ぶ
注意点:
社会科学入門は、ある考えを学ぶのではなく、自分がどのように思考しているかを学ぶ科目である。さまざまな考え方があること、そのなかで自分がどのような考え方をしているのか、はっきりと自覚したうえで、高専生活を有意義に過ごしてほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
議論とは何か 理由と結論を探し出す |
議論の構造を学ぶ(根拠/理由・推論・結論) 理由と結論を探し出す
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2週 |
論証図を作成する 暗黙の前提を探す |
論証の諸形式を学ぶ(論証図を作成する) 誤った前提を探し出す
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3週 |
演繹法とは何か 帰納法とは何か |
演繹法と帰納法の違いを理解する
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4週 |
理由の適切さをチェックする 理由の矛盾や信頼性
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理由の矛盾や信頼性など理由の適切さをチェックする
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5週 |
統計データ 推論の誤り①
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統計データの扱いに注意する 推論の誤りを理解する 確証バイアス、あと知恵バイアス、二分法論法など
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6週 |
推論の誤り② 推論の誤り③
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7週 |
中間試験
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8週 |
答案返却・解答説明
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4thQ |
9週 |
因果関係① 因果関係②
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因果関係について学ぶ 因果関係と相関関係、因果関係と前後関係など
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10週 |
因果関係③
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11週 |
三段論法① 三段論法②
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演繹の基本的形式 ベン図を作成できるようになる 裏・逆・対偶を理解する 誤った演繹を指摘できるようになる
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12週 |
誤った演繹① 誤った演繹②
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13週 |
科学技術と推論① 科学技術と推論②
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仮説形成について 科学的思考と反証可能性
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14週 |
合意形成と議論① 合意形成と議論②
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合意形成に必要な推論について 因果関係とリスクの評価 市民の論理と科学的思考の違いについて
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却・解答説明
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |