数学AⅠ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 数学AⅠ
科目番号 0039 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高遠節夫他「新基礎数学改訂版」,「新微分積分I改訂版」(大日本図書)
担当教員 赤池 祐次

到達目標

1.三角関数を理解し,加法定理などを利用できること
2.極限の計算ができ,関数の微分ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三角関数について問題が適切に解ける.三角関数について問題が解ける.三角関数について問題が解けない.
評価項目2関数の極限,導関数が適切に求められる.関数の極限,導関数が求められる.関数の極限,導関数が適切に求められない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
まず三角関数について学び,1変数関数について微分法の基本的概念を明確にし,いろいろな関数の導関数の計算を学習する。本授業は学力の向上に必要である。
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とし,プリント課題などを実施する
注意点:
三角関数や微分積分学は自然科学・工学の基礎となる科目ですから,十分理解するよう努力してください。そのため,自分で実際に数多くの問題を解いて基本的な計算力を身につけることが重要です。また,分からないところは放置せずに積極的に質問してください。
新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 三角関数の性質とグラフ 三角関数のグラフがかける。
2週 三角関数の性質とグラフ 三角関数に関する方程式,不等式が解ける。
3週 加法定理
加法定理を使った計算とその応用ができる。
4週 加法定理 加法定理を使った計算とその応用ができる。
5週 関数の極限と導関数 関数の極限,連続性が理解できる。
6週 関数の極限と導関数 微分係数,導関数の定義が理解できる。
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明,関数の極限と導関数 導関数の公式が理解できる。
2ndQ
9週 いろいろな関数の導関数 多項式,べき乗の導関数が計算できる。
10週 いろいろな関数の導関数 多項式,べき乗の導関数が計算できる。
11週 いろいろな関数の導関数 三角関数,指数・対数関数の導関数が計算できる。
12週 いろいろな関数の導関数 三角関数,指数・対数関数の導関数が計算できる。
13週 いろいろな関数の導関数 合成関数の導関数が計算できる。
14週 いろいろな関数の導関数 合成関数の導関数が計算できる。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前1
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3前3,前4
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前2
一般角の三角関数の値を求めることができる。3前1
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3前5,前6
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3前8
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3前8
合成関数の導関数を求めることができる。3前13,前14
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。3前9,前10,前11,前12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000