インキュベーションワークⅡ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 インキュベーションワークⅡ
科目番号 0048 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 自作プリント等
担当教員 林 和彦

到達目標

主体性について、プロジェクトによる体験を通して、自己理解を深めることも目的とする。
1.どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して実施する。
2.その活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚する。
3.その自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施する。
4.プロジェクトの活動において協働の活動を行う。
5.1年生からの1年半の体験から得られた知見を発信して、他人と共有して、自己理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動する。どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動することができない。
評価項目2活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚するための行動をする。活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚するための行動ができない。
評価項目3経験から得た自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施する。経験から得た自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施することができない。
評価項目4プロジェクトにおいて協働の活動を行う。プロジェクトにおいて協働の活動ができない。
評価項目5体験から得られた知見を発信して、他人と共有して、自己理解を深める。体験から得られた知見を発信することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HD) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学生が自ら関心や興味のあることについてテーマを立ち上げて,メンバーを募集して,活動してプロジェクトにする。ここで言うプロジェクトとは、公序良俗に反しない範囲においてやってみないとどうなるかわからないことを先ずはやってみてその結果を振り返って改善してまたやってみてを繰り返して、プロジェクトの意義を明確化して、その意義を社会に問う活動のことを意味する。学生はプロジェクトの活動を通して、主体性についての自己理解を深める。自己理解を深めるために、どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動をして、その活動が自分にとってどのような経験であったかを振り返り、その振り返りで得た知見を発信し且つ他人の発信した内容を共有して、自分の認識を相対化する活動をする。
授業の進め方・方法:
演習,実習,グループワーク,講義
注意点:
テーマ内容については、担当教員に授業後等の時間を利用して良く確認して下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 全体ワークによって,主体的に活動あうる態度と志向性を醸成する。
2週 全体ワークショップ 全体ワークによって,主体的に活動あうる態度と志向性を醸成する。
3週 全体ワークショップ 全体ワークによって,主体的に活動あうる態度と志向性を醸成する。
4週 チーム編成,個別ガイダンス 各テーマごとに分かれて,課題設定と課題解決プロセスを理解する。
5週 調査活動・実践活動/講習 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
6週 調査活動・実践活動/講習 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
7週 調査活動・実践活動/講習 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
8週 調査活動・実践活動/講習 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
2ndQ
9週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
10週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
11週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
12週 発表準備 発表準備
13週 発表会 発表
14週 レポート作成と活動内容の振り返り レポート作成:発表会後,活動成果としてレポートを作成する.
15週 レポート提出と後期の活動のための計画立案 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
16週
後期
3rdQ
1週 活動内容の目標の確認 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
2週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
3週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
4週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
5週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
6週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
7週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
8週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
4thQ
9週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
10週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
11週 調査活動・実践活動/講習 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。つねに振り返りを行い,計画と活動実績との差異を見つけるなど,検討活動を行う。また,必要に応じて外部評価を受ける。
12週 発表準備 発表準備
13週 発表会 発表
14週 振り返りとレポート作成 レポート作成:後期は1年間の活動内容を総括してレポートを作成する.
15週 レポート提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。3
水の状態変化が説明できる。3
物質の三態とその状態変化を説明できる。3
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。3
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。3
イオン結合性物質の性質を説明できる。3
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。3
金属の性質を説明できる。3
酸化還元反応について説明できる。3
イオン化傾向について説明できる。3
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。3
ダニエル電池についてその反応を説明できる。3
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。3
一次電池の種類を説明できる。3
二次電池の種類を説明できる。3
電気分解反応を説明できる。3
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。3
ファラデーの法則による計算ができる。3
化学実験化学実験実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。3
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。3
測定と測定値の取り扱いができる。3
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。3
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。3
ガラス器具の取り扱いができる。3
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。3
試薬の調製ができる。3
代表的な気体発生の実験ができる。3
代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。3
工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00040600100
基礎的能力0000000
専門的能力0002030050
分野横断的能力0002030050