トライボロジー

Course Information

College Kure College Year 2017
Course Title トライボロジー
Course Code 0065 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Mechanical Engineering Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 橋本 巨 :「基礎から学ぶトライボロジー」(森北出版)
Instructor Nishizaka Tsuyoshi

Course Objectives

1.トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること.
2.固体表面の接触状態が説明できること.
3.摩擦力および摩耗理論を説明出来ること.
4.実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が適切に出来るトライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が出来るトライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が出来ない
評価項目2固体表面の接触状態が適切に説明できる固体表面の接触状態が説明できる固体表面の接触状態が説明できない
評価項目3摩擦力および摩耗理論を適切に説明出来る摩擦力および摩耗理論を説明出来る摩擦力および摩耗理論を説明出来ない
評価項目4実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を適切に提案できる実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できる実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) See Hide

Teaching Method

Outline:
 トライボロジーとは,摩擦・摩耗・潤滑に関する諸現象を取り扱う工学の一分野である.本講義では、トライボロジーに関する基礎的事項を修得することを目的とする.
Style:
講義は輪講方式のプレゼンを基本とし、その討論内容についてレポートを課す。また,より深い理解を得るために、トライボロジーに関する研究テーマを決めて製造メーカーを訪問し、製品造りの現状課題とその対策について、調査レポートとプレゼンを行い、各自の対策の妥当性を討論する。
Notice:
本科目に関して理解できない点があれば,授業中またはオフィスアワーを利用して個別に質問することが大切である。本講義を通じて,トライボロジー特性が様々な分野に関与していることを理解するとともに,工業材料への適用を幅広く把握できる能力を養ってもらいたい.

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 講義 トライボロジーの意味と役割 トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること
2nd 講義 トライボロジーの歴史的背景 トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること
3rd 講義 トライボロジー的表面 固体表面の接触状態が説明できること
4th 講義 固体表面の接触 固体表面の接触状態が説明できること
5th 講義 摩擦力 摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
6th 講義 摩擦係数 摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
7th 講義 摩耗の定義と分類 摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
8th 中間試験 トライボロジ現象の理解,摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
4th Quarter
9th 講義 中間試験模範解答 トライボロジ現象の理解,摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
10th 講義 摩耗の理論 摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
11th 講義 摩耗の理論 摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
12th 講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
13th 講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
14th 講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
15th 講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査発表
実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
16th 講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査解答 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal30000700100
基礎的能力0000000
専門的能力1500035050
分野横断的能力1500035050