到達目標
1.トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること.
2.固体表面の接触状態が説明できること.
3.摩擦力および摩耗理論を説明出来ること.
4.実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が適切に出来る | トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が出来る | トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いの説明が出来ない |
評価項目2 | 固体表面の接触状態が適切に説明できる | 固体表面の接触状態が説明できる | 固体表面の接触状態が説明できない |
評価項目3 | 摩擦力および摩耗理論を適切に説明出来る | 摩擦力および摩耗理論を説明出来る | 摩擦力および摩耗理論を説明出来ない |
評価項目4 | 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を適切に提案できる | 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できる | 実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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教育方法等
概要:
トライボロジーとは,摩擦・摩耗・潤滑に関する諸現象を取り扱う工学の一分野である.本講義では、トライボロジーに関する基礎的事項を修得することを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義は輪講方式のプレゼンを基本とし、その討論内容についてレポートを課す。また,より深い理解を得るために、トライボロジーに関する研究テーマを決めて製造メーカーを訪問し、製品造りの現状課題とその対策について、調査レポートとプレゼンを行い、各自の対策の妥当性を討論する。
注意点:
本科目に関して理解できない点があれば,授業中またはオフィスアワーを利用して個別に質問することが大切である。本講義を通じて,トライボロジー特性が様々な分野に関与していることを理解するとともに,工業材料への適用を幅広く把握できる能力を養ってもらいたい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
講義 トライボロジーの意味と役割 |
トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること
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2週 |
講義 トライボロジーの歴史的背景 |
トライボロジーの現象を理解し,その分類と意味合いが説明出来ること
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3週 |
講義 トライボロジー的表面 |
固体表面の接触状態が説明できること
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4週 |
講義 固体表面の接触 |
固体表面の接触状態が説明できること
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5週 |
講義 摩擦力 |
摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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6週 |
講義 摩擦係数 |
摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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7週 |
講義 摩耗の定義と分類 |
摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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8週 |
中間試験 |
トライボロジ現象の理解,摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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4thQ |
9週 |
講義 中間試験模範解答 |
トライボロジ現象の理解,摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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10週 |
講義 摩耗の理論 |
摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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11週 |
講義 摩耗の理論 |
摩擦力および摩耗理論を説明出来ること
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12週 |
講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 |
実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
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13週 |
講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 |
実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
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14週 |
講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査 |
実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
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15週 |
講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査発表
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実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
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16週 |
講義 実際の製造装置でのトライボロジー課題調査解答 |
実際のトライボロジー現象を調査解析し対策案を提案できること
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系 | 力学 | 運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。 | 4 | 後1,後3,後4 |
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。 | 4 | 後1,後3 |
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。 | 4 | 後1,後3,後5,後6 |
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。 | 4 | 後2,後6 |
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。 | 4 | 後2,後6 |
運動量および運動量保存の法則を説明できる。 | 4 | 後2 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 0 | 0 | 0 | 70 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 15 | 0 | 0 | 0 | 35 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 15 | 0 | 0 | 0 | 35 | 0 | 50 |