MaterialsⅢ

Course Information

College Kure College Year 2024
Course Title MaterialsⅢ
Course Code 0091 Course Category Specialized / 選択必修
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 「基礎塑性加工学」(森北出版),自作テキスト
Instructor Mizumura Masaaki

Course Objectives

1.金属の塑性変形における塑性力学の基礎が理解できること。
2.金属素材の製造法が理解でき、説明できること。
3.最新の実際の金属素材の特徴と用途に関して説明できること。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金属材料の各種の降伏条件の違いに関して説明できる金属材料の降伏条件に関して理解できる金属材料の降伏条件に関して理解できない
評価項目2各種の金属素材の製造法の特徴と課題を説明できる各種の金属素材の製造法を説明できる各種の金属素材の製造法を説明できない
評価項目3実際の金属素材の特徴と用途の最新動向に関して説明できる実際の金属素材の特徴と用途に関して説明できる実際の金属素材の特徴と用途に関して説明できない

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
材料学(2学年~4学年)では,各種工業用材料の機械的・電気的・化学的特性を理解するとともに,適切な材料設計能力を有する機械技術者を養成することを目的とする。本講義は,3学年までに学んだ金属材料の基礎知識をもとに,実際の金属素材の製造方法とその金属素材の特性の最新動向を学習する。また金属を加工する上で重要となる塑性力学の基礎を学習する。それらの修得した知識は、将来実際のものづくりをする上での設計・開発・製造に役立つものでる。なお、この科目は、企業で金属製品の開発や製造に携わっていた教員がその経験を生かし授業を行うものである。
Style:
講義および演習を基本とし、必要に応じてレポートを課す。なお、対面授業が困難な場合はオンラインにて授業を実施する。
Notice:
もの作りには金属材料に対する理解が必ず必要である。したがって,本科目にある金属材料に対して理解できない点があれば,授業中またはオフィースアワーを利用して個別に質問することが大切である。材料学は科学技術を支える重要な学問である。このような材料学に興味をもち,実用材料について積極的に学んでもらいたい。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 第7章 塑性力学の基礎
7.1 弾性変形と塑性変形,7.2 応力という考え方,7.3 応力状態と応力成分
塑性力学の基礎的な式の展開を理解できる
2nd 第7章 塑性力学の基礎
7.4 応力状態の重要な事柄
塑性力学の基礎的な式の展開を理解できる
3rd 第7章 塑性力学の基礎
7.5 材料が塑性変形するための条件,7.6 変形の程度を表す量
塑性力学の基礎的な式の展開を理解できる
4th 第7章 塑性力学の基礎
7.7 応力およびひずみの換算,7.8 力と変形量の関係
塑性力学の基礎的な式の展開を理解できる
5th 鉄鋼の製造方法
原料
鉄鋼の製造方法における原材料に関して説明できる
6th 鉄鋼の製造方法
製銑
鉄鋼の製造方法における製銑工程に関して説明できる
7th 中間試験 塑性力学の基礎を理解し、鉄鋼の製造方法に関して説明できる
8th 中間試験模範解答 塑性力学の基礎を理解し、鉄鋼の製造方法に関して説明できる
4th Quarter
9th 鉄鋼の製造方法
製鋼
鉄鋼の製造方法における製鋼工程に関して説明できる
10th 鉄鋼の製造方法
圧延の基礎理論
鉄鋼の製造方法における圧延の基礎理論に関して説明できる
11th 鉄鋼の製造方法
熱間圧延
鉄鋼の製造方法における熱間圧延工程に関して説明できる
12th 鉄鋼製品の特徴と用途
厚板:強度と靭性の両立
鉄鋼製品の中の厚板の製造法および特徴と課題に関して説明できる
13th 鉄鋼製品の特徴と用途
薄板:自動車用鋼板と成形性
鉄鋼製品の中の薄板の成形性や自動車鋼板の特徴に関して説明できる
14th 鉄鋼製品の特徴と用途
鋼管:各種造管法と二次加工
鋼管の各種造管方法と二次加工技術(チューブフォーミング)に関して説明できる
15th 期末試験 各種の鉄鋼製品およびアルミニウム合金の製法と特徴に関して説明できる
16th 期末試験模範解答 各種の鉄鋼製品およびアルミニウム合金の製法と特徴に関して説明できる

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度レポートその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力4000010050
分野横断的能力4000010050