情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0138 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 内山 章夫 他 4 名 「学生のための C」(東京電機大学出版局)
担当教員 吉川 祐樹

到達目標

1.if 文による選択処理ができること.
2.for 文,while 文による反復処理ができること.
3.配列を用いたデータ処理ができること.
4.関数の作り方が分かること.
5.ポインタの使い方が分かること.
6.ファイル処理が分かること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ユーザ関数について理解し,的確に関数を使いながらCプログラムを作成できるユーザ関数について理解できるユーザ関数について理解できない
評価項目2ファイル処理について理解し,的確にファイル処理を使いながらCプログラムを作成できるファイル処理について理解できるファイル処理について理解できない
評価項目3ポインタについて理解し,的確にポインタを使いながらCプログラムを作成できるポインタについて理解できるポインタについて理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語を用いてプログラミングに必要な知識や技法を学ぶ.C言語を学ぶ上で必要なコンピュータの基礎知識を理解し,演習を通じてC言語でプログラムが書けるようになることを目的とする.本講義では,就職後も必要となるプログラム能力を身につけることができる.
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする.
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施します.
注意点:
演習を行う科目であるため,分からないことはその場で質問し,理解すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 関数の作り方 引数のない関数を使ったプログラムを作成できる
2週 関数の作り方 引数のある関数(戻り値あり)を使ったプログラムを作成できる
3週 関数の作り方 引数のある関数(参照呼び出し)を使ったプログラムを作成できる
4週 関数の作り方 配列の引き渡しを理解できる
5週 関数の作り方 ユーザー関数を使った課題プログラムを作成できる
6週 関数の作り方 ユーザー関数を使った課題プログラムを作成できる
7週 中間試験 関数に関する問題を解くことができる
8週 ポインタの使い方 ポインタの使い方が理解できる
2ndQ
9週 ポインタの使い方 ポイントを使ったプログラムを作成できる
10週 ファイル処理 ファイル処理が理解できる
11週 ファイル処理 ファイル処理を使ったプログラムを作成できる
12週 総合課題 総合課題のプログラム作成ができる
13週 総合課題 総合課題のプログラム作成ができる
14週 期末試験 総合的な問題を解くことができる
15週 答案返却・解答説明
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4
定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験ポートフォリオ相互評価態度その他合計
総合評価割合8020000100
基礎的能力000000
専門的能力8020000100
分野横断的能力000000