情報処理Ⅲ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理Ⅲ
科目番号 0185 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 国本大悟 「スッキリわかるPython入門」(インプレス)
担当教員 吉川 祐樹

到達目標

1.Pythonのプログラム作成と実行方法を理解できる
2.変数と演算式を理解できる
3.if 文による選択処理ができる
4.for 文,while 文による反復処理ができる
5.リストによるデータ処理ができる
6.ユーザ関数を使ったプログラムができる
7.ファイル処理ができる
8.機械学習の基礎となる処理ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Pythonのプログラム作成と実行Pythonのプログラム作成と実行方法について理解し,自分でプログラムを実行できるPythonのプログラム作成と実行方法について理解し,サポートを受けてプログラムを実行できるPythonのプログラム作成と実行方法を理解できない
変数と演算式変数と演算式について理解し,自分でプログラムを作成できる変数と演算式について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できる変数と演算式を理解できない
if 文による選択処理if 文について理解し,自分でプログラムを作成できるif 文について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できるif 文を理解できない
for 文,while 文による反復処理for 文,while 文について理解し,自分でプログラムを作成できるfor 文,while 文について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できるfor 文,while 文を理解できない
リストによるデータ処理リストについて理解し,自分でプログラムを作成できるリストについて理解し,サポートを受けてプログラムを作成できるリストを理解できない
ユーザ関数ユーザ関数について理解し,自分でプログラムを作成できるユーザ関数について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できるユーザ関数を理解できない
ファイル処理ファイル処理について理解し,自分でプログラムを作成できるファイル処理について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できるファイル処理を理解できない
機械学習の基礎機械学習の基礎について理解し,自分でプログラムを作成できる機械学習の基礎について理解し,サポートを受けてプログラムを作成できる機械学習を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報処理IIの継続科目として,Pythonのプログラミングに必要な知識や技法を学ぶ
演習を通じてPythonでプログラムが書けるようになることを目的とする
本講義では,就職後も必要となるプログラム能力を身につけることができる
授業の進め方・方法:
授業の前半は講義を行い,後半は教科書の例題を使ってプログラムの作成に取り組んでもらう
単元ごとに学習内容を確認する課題を出すので,学生は課題に取り組みレポートを提出する
成績評価はページ下部の評価割合に示す
※ただし,新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります
注意点:
毎週の授業で作成したプログラムや自主的に学習したプログラム等は,学習過程を示すポートフォリオとして残すこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Pythonのプログラム作成と実行 Pythonのプログラム作成と実行ができる
2週 変数と演算式 変数と演算式を使ったプログラムを作成できる
3週 if 文による選択処理 if 文を使ったプログラムを作成できる
4週 for 文,while 文による反復処理 for 文,while 文を使ったプログラムを作成できる
5週 単元課題1 学習した内容に関する課題について,プログラムを作成できる
6週 リストによるデータ処理 リストを使ったプログラムを作成できる
7週 ユーザ関数の作り方 ユーザー関数を使ったプログラムを作成できる
8週 ファイル処理 ファイル処理を使ったプログラムを作成できる
4thQ
9週 単元課題2 学習した内容に関する課題について,プログラムを作成できる
10週 機械学習の基礎 機械学習に必要な基礎的処理ができる
11週 機械学習の基礎 機械学習の基礎に必要な処理ができる
12週 機械学習の基礎 機械学習の基礎に必要な処理ができる
13週 総合課題 総合課題について,フローチャートを作成できる
14週 総合課題 総合課題について,プログラムを作成できる
15週 総合課題 総合課題について,実行結果を求めることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後1,後5
定数と変数を説明できる。4後2,後5
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4後2,後5
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4後2,後5
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4後2,後5
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4後2,後5
条件判断プログラムを作成できる。4後3,後5
繰り返し処理プログラムを作成できる。4後4,後5
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4後6

評価割合

ポートフォリオ(授業の例題)単元課題総合課題合計
総合評価割合402040100
基礎的能力0000
専門的能力20102050
分野横断的能力20102050