概要:
3学年で学んだ材料力学Ⅰ・Ⅱに続いて,不静定はり(固定はり,一端固定・他端支持はり,連続はり)のたわみおよび曲げモーメントを学ぶ.また,平等強さのはりの断面形状やたわみ,組合わせはりの応力を求めることを学習する.
本授業は,就職および進学の両方に関連する.
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする.
【新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります.】
注意点:
就職試験や入学試験(大学編入学・専攻科)には,必ず本科目の内容が出題される.また,将来,開発・設計分野の業務に就く場合にも必須となるので,熱意を持って学習に取り組んでもらいたい.
質問がある場合には,放課後やオフィスアワーを利用して積極的に質問に来ること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10 |
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10 |
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
曲げモーメントによって生じる曲げ応力およびその分布を計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
各種断面の図心、断面二次モーメントおよび断面係数を理解し、曲げの問題に適用できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10 |