メカトロニクス技術の代表的なものとしては,マイクロコンピュータやパソコンによる機械制御技術,ロボットおよび周辺機器の制御技術などが挙げられる.機械技術者が電子技術を学ぶという視点から,電子回路を機械の駆動と結びつけながらメカトロニクスの学習を行う.本講義では,機械工学と電子工学の両面を理解し,就職後にも役に立つ知識を身につける.
概要:
メカトロニクスとはメカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電子工学)の合成語であり、,機械の中に電子技術を導入して生み出された新たな学問・技術分野である.その技術・内容を学ぶためには,機械,電気,制御,情報の基礎的知識が必要とされる.講義では機械系技術者として必要なメカトロニクス技術の基礎知識について広範囲な内容を学ぶ.
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として課題を課すとともに自主学習に関するプレゼンテーションを行い学習状況を確認する.
授業の前半は講義を行い,後半は学生による発表とする.
成績評価はページ下部の評価割合に示す.
※ただし,新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります
注意点:
講義形式による知識の習得と同時に,課題発表では学生が主体的に学習することを重要視する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | 計測の定義と種類を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
測定誤差の原因と種類、精度と不確かさを説明できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
国際単位系の構成を理解し、SI単位およびSI接頭語を説明できる。 | 4 | 後12,後13 |
代表的な物理量の計測方法と計測機器を説明できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後14,後15 |
自動制御の定義と種類を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
フィードバック制御の概念と構成要素を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3 |