機械設計製図

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械設計製図
科目番号 0254 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:2
教科書/教材 栗山・新間:「図解 Solid Works 実習」(森北出版),長町 拓夫:「手巻きウインチ」(コロナ社),柏原・他3名:「SI版渦巻ポンプの設計」(パワー社)
担当教員 山田 祐士,野波 諒太

到達目標

1.手巻ウインチおよび渦巻ポンプの構造・設計方法を理解すること.
2.三次元CADにより製図を完成させること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1手巻ウインチおよび渦巻ポンプの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を理解し,適切に使いこなせる.手巻ウインチおよび渦巻ポンプの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を理解している.手巻ウインチおよび渦巻ポンプの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を理解していない.
評価項目2手巻ウインチおよび渦巻ポンプの構造・設計方法を理解して適切な設計ができる.手巻ウインチおよび渦巻ポンプの構造・設計方法を理解して設計できる.手巻ウインチおよび渦巻ポンプの構造・設計方法を理解できない.
評価項目33次元CADにより製作図を迅速かつ適切に作成ができる3次元CADにより製作図の作成ができる3次元CADにより製作図の作成ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年生までの機械設計製図では,トレース(写図)やスケッチによる機械製図の描き方や製図規則,コンピュータを利用した三次元CAD製図の基礎を学習した.4年生では,より実践的な設計課題として,手巻ウインチおよび渦巻ポンプを取り上げ,三次元CADにより部品図および組立図を作成する.
授業の進め方・方法:
手巻ウインチおよび渦巻ポンプの構造・設計方法を解説し,三次元CADにより部品図および組立図を完成させる.
注意点:
本科目は,1〜4年生において開講される機械設計製図の集大成である.5年生の卒業研究においては,自ら実験装置や測定器具を設計する機会もあり,将来,開発・設計分野の業務に就く場合にも必須となるので,積極的に取り組んでもらいたい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 三次元CADの基礎知識 手巻ウインチの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を知る。
2週 三次元CADの基礎知識 手巻ウインチの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を知る。
3週 三次元CADの基礎知識 手巻ウインチの設計製図に必要な三次元CADの操作方法を知る。
4週 手巻ウインチの概要説明 手巻ウインチの構造,各部の設計方法を理解する.
5週 設計方法の解説・設計 手巻ウインチの構造,各部の設計方法を理解する.
6週 設計方法の解説・設計 手巻ウインチの構造,各部の設計方法を理解する.
7週 設計方法の解説・設計 手巻ウインチの構造,各部の設計方法を理解する.
8週 設計方法の解説・設計 手巻ウインチの構造,各部の設計方法を理解する.
2ndQ
9週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
10週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
11週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
12週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
13週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
14週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
15週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
16週 設計方法の解説・設計 三次元CADにより設計製図を完成させる.
後期
3rdQ
1週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
2週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
3週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
4週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
5週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
6週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
7週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
8週 三次元CADによる製図 渦巻ポンプの構造,各部の設計方法を理解する.
4thQ
9週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
10週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
11週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
12週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
13週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
14週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
15週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.
16週 三次元CADによる製図 三次元CADにより設計製図を完成させる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。4
製図用具を正しく使うことができる。4
線の種類と用途を説明できる。4
物体の投影図を正確にかくことができる。4
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。4
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。4
部品のスケッチ図を書くことができる。4
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。4
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。4前1
機械設計標準規格の意義を説明できる。4前4
許容応力、安全率、疲労破壊、応力集中の意味を説明できる。4前5
標準規格を機械設計に適用できる。4前6
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。4前7
ボルト・ナット結合における締め付けトルクを計算できる。4前8
ボルトに作用するせん断応力、接触面圧を計算できる。4前9
軸の種類と用途を理解し、適用できる。4
軸の強度、変形、危険速度を計算できる。4
キーの強度を計算できる。4
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。4
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。4

評価割合

設計書設計図課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合2030203000100
基礎的能力0000000
専門的能力2030203000100
分野横断的能力0000000