トライボロジー

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 トライボロジー
科目番号 0286 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作テキスト
担当教員 野波 諒太

到達目標

1.有限要素法の理論を理解し,その意味合いが説明出来ること.
2.要素剛性マトリックの定式化ができること
3.剛性方程式を解くことができること
4.エクセルで有限要素法による構造計算が行えること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1有限要素法の剛性方程式を適切に説明ができる有限要素法の剛性方程式を説明ができる有限要素法の剛性方程式を説明ができない
評価項目2要素行列の定式化が適切にできる要素行列の定式化ができる要素行列の定式化ができない
評価項目3境界条件の適切な設定ができる境界条件の設定ができる境界条件の設定ができない
評価項目4excelにより有限要素法の計算を適切に行うことができるexcelにより有限要素法の計算を行うことができるexcelにより有限要素法の計算を行うことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 有限要素法とは,数値解析により強度評価を行う工学の一分野である.本講義では有限要素法に関する理論と基礎的事項を修得することを目的とする.
この科目は企業で有限要素法による衝突解析業務を担当していた教員がその経験を生かし,授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
有限要素法に関する理論を講義形式で進めていく、その間で知識の定着を図るため演習形式の課題を行う。最終的には身に着けた知識を用いてエクセルを用いて有限要素法の計算を行う
また,新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性がある.
注意点:
本科目に関して理解できない点があれば,授業中またはオフィスアワーを利用して個別に質問することが大切である。
また,新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 有限要素法の概要と歴史 有限要素法の概要と歴史について説明ができること
2週 剛性方程式の組立て方 剛性方程式を組立てられるようになること
3週 剛性方程式の解法 剛性方程式の解法を説明ができるようになること
4週 rod要素の剛性マトリックスの定式化 rod要素の剛性マトリックスの定式化ができるようになること
5週 rod要素の剛性マトリックスの定式化 rod要素の剛性マトリックスの定式化ができるようになること
6週 平面要素の剛性マトリックスの定式化 平面要素の剛性マトリックスの定式化ができるようになること
7週 平面要素の剛性マトリックスの定式化 平面要素の剛性マトリックスの定式化ができるようになること
8週 中間試験 試験内容に適切に回答できること
4thQ
9週 全体剛性マトリックスの組み立て 全体剛性マトリックスの組み立てができるようになること
10週 全体剛性マトリックスの組み立て 全体剛性マトリックスの組み立てができるようになること
11週 境界条件・荷重条件の設定方法 境界条件・荷重条件の設定ができるようになること
12週 エクセルを用いて有限要素法の計算を行う エクセルを用いて有限要素法の計算を行うことができるようになること
13週 エクセルを用いて有限要素法の計算を行う エクセルを用いて有限要素法の計算を行うことができるようになること
14週 エクセルを用いて有限要素法の計算を行う エクセルを用いて有限要素法の計算を行うことができるようになること
15週 エクセルを用いて有限要素法の計算を行う
エクセルを用いて有限要素法の計算を行うことができるようになること
16週 エクセルを用いて有限要素法の計算を行う エクセルを用いて有限要素法の計算を行うことができるようになること

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合55000450100
基礎的能力0000000
専門的能力3500030065
分野横断的能力2000015035