到達目標
1.学術論文の文章構成を理解し、その概要、要点を説明できる。
2.学術論文特有の用語(Technical Term)や参考文献が利用できる。
3.工業英検3~4級レベル,TOEICスコア350~400点レベルが到達の参考目標。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 学術論文の文章構成を理解し、その概要、要点を適切に説明できる。 | 学術論文の文章構成を理解し、その概要、要点を説明できる。 | 学術論文の文章構成を理解し、その概要、要点を説明できない。 |
評価項目2 | 学術論文特有の用語(Technical Term)や参考文献が適切に利用できる。 | 学術論文特有の用語(Technical Term)や参考文献が利用できる。 | 学術論文特有の用語(Technical Term)や参考文献が利用できない。 |
評価項目3 | 工業英検3級,TOEICスコア400点レベルの実力がある。 | 工業英検4級,TOEICスコア350点レベルの実力がある。 | 工業英検4級,TOEICスコア350点レベルの実力がない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA)
説明
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教育方法等
概要:
技術者にとって必要な、的確な英文情報を正確に理解し、当該情報の新規性や長短・得失等を見抜き、そして自身の専門技術開発に繋げて行く(問題解決)能力を養うことを目的とする。
本校の教育基盤である「全科目ESD(持続発展教育)」による素養を基に、技術者として実践できる視野を身に付けさせる。
授業の進め方・方法:
技術論文を書くための基礎力として,工業英語3級レベルの実力を身に付ける。工業英語で求められる3C(Clear・Concise・ Correct)を理解し使えるように「工業英語3級対策」の教科書をベースに学習する。レポートを課して、学習内容の理解度を高める。
注意点:
工業英検3級取得とTOEICスコア400点以上のレベルは,社会で英語を使って仕事をする上で必要最低限の英語力である。
実社会で活躍できるエンジニアになれるよう、卒業までにこの実力をしっかりと身に付けて欲しい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
第1章 工業英語の実践文法 5文型と自動詞・他動詞 |
5文型と自動詞・他動詞理解できる。
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2週 |
第1章 工業英語の実践文法 現在分詞の形容詞的用法
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前位修飾と後位修飾が理解できる。
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3週 |
第1章 工業英語の実践文法 過去分詞の形容詞的用法
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前位修飾と後位修飾が理解できる。
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4週 |
第2章工業英語の語法と文体
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一般動詞と専門用語との関係が理解できる。
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5週 |
第2章工業英語の語法と文体
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接頭辞と語の関係と意味が理解できる。
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6週 |
第2章工業英語の語法と文体
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いろいろな類似語「防~」「耐~」の言い表し方が理解できる。
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7週 |
第2章工業英語の語法と文体
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無生物主語が理解できる。
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8週 |
中間試験 |
これまで学習した工業英語が理解できていること。
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4thQ |
9週 |
第2章工業英語の語法と文体
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名詞構文が理解できる。
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10週 |
第2章工業英語の語法と文体
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無駄な語句を省く用法が理解できる。
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11週 |
第3章 工業英語の問題研究
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英文和訳ができる。
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12週 |
第3章 工業英語の問題研究
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和文英訳ができる。
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13週 |
第3章 工業英語の問題研究
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適語補充問題ができる。
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14週 |
自分の卒業研究の要約文の英訳
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簡単な日本語が英訳できる。
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15週 |
自分の卒業研究の要約文の英訳
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専門用語を使って、自分の卒業研究の題目と研究目的は英訳できる。
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16週 |
期末試験 |
半期で学習した,工業英語ができること。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 30 |
専門的能力 | 30 | 10 | 40 |
分野横断的能力 | 30 | 0 | 30 |