歴史総合Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 歴史総合Ⅰ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「日本史A 現代からの歴史」(東京書籍)
担当教員 木原 滋哉

到達目標

・近現代の日本と世界の歴史を理解し、その相互関連性を理解する
・歴史を、現代的な諸課題の形成に関わる事象の変化として把握して学ぶ
・歴史総合1では、第一次世界大戦に至るまでの歴史に焦点を当てる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ヨーロッパの諸制度が世界大に広がり、世界が統合されていく歴史過程の特徴を詳細に把握することができるヨーロッパの諸制度が世界大に広がり、世界が統合されていく歴史過程の特徴を把握することができるヨーロッパの諸制度が世界大に広がり、世界が統合されていく歴史過程の特徴を把握することができない
評価項目2近代国家の成立から帝国主義に基づく世界統合が行われ、日本もその中に組み込まれていく歴史過程を詳細に理解することができる近代国家の成立から帝国主義に基づく世界統合が行われ、日本もその中に組み込まれていく歴史過程を理解することができる近代国家の成立から帝国主義に基づく世界統合が行われ、日本もその中に組み込まれていく歴史過程を理解することができない
評価項目3日本が封建的社会から近代社会へと変容していく歴史過程を詳細に把握することができる日本が封建的社会から近代社会へと変容していく歴史過程を把握することができる日本が封建的社会から近代社会へと変容していく歴史過程を把握することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本の歴史に焦点を当てながら、日本とアジア、日本と世界との関連の推移も視野に入れ、全体的な歴史動向を理解する。
授業の進め方・方法:
講義を中心にするが、歴史上、別の選択肢があったのかなど、グループで議論する機会を設けて、歴史認識を高める。
注意点:
日頃から本や新聞などを読んで、現在のできごとが歴史とつながっていることにも注意を払うようにしていただきたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
私たちの時代と歴史
世界がどのようにつながっているか、現在と過去がどのようにつながっているかを理解する
2週 国際情勢の変化と明治維新(1) 江戸時代後半の国際情勢について理解する
3週 国際情勢の変化と明治維新(2) 国際情勢の変化と幕末から明治維新に至る変化について理解する。
4週 明治新政府の諸改革(1) 明治新政府の諸改革について理解する
5週 明治新政府の諸改革(2) 明治初期の外交と国際関係について理解する
6週 立憲国家の成立(1) 自由民権運動と明治政府の対応について理解する
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
立憲国家の成立(2)
日本における近代国家形成について理解する
2ndQ
9週 日清戦争と近代社会の確立(1) 帝国主義の時代と東アジアの情勢について理解する
10週 日清戦争と近代社会の確立(2) 日清戦争とその後の社会について理解する
11週 日露戦争と帝国日本の形成(1) 日露戦争前後の東アジア情勢について理解する
12週 第一次世界大戦と帝国日本(1) 第一次世界大戦前の国際関係について理解する
13週 第一次世界大戦と帝国日本(2) 第一次世界大戦への日本の関わりとその影響について理解する
14週 大正デモクラシー 大正デモクラシーとその影響について理解する
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000