歴史総合Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 歴史総合Ⅱ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「日本史A 現代からの歴史」(東京書籍)
担当教員 藤本 義彦

到達目標

・19~20世紀の世界の情勢について理解する
・第1次大戦から第2次大戦の過程を把握する
・20世紀人々の生活・文化の特徴を把握する
・民族問題について把握する
・冷戦構造の特徴を把握する
・植民地独立の過程を把握する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12度の世界大戦と国民生活の変容について詳細に把握することができる2度の世界大戦と国民生活の変容について把握することができる2度の世界大戦と国民生活の変容について把握することができない
評価項目2第1次大戦から第2次大戦の時代への変遷を詳細に理解することができる第1次大戦から第2次大戦の時代への変遷を理解することができる第1次大戦から第2次大戦の時代への変遷を理解することができない
評価項目3冷戦やグローバル化などの世界情勢の推移を詳細に把握することができる冷戦やグローバル化などの世界情勢の推移を把握することができる冷戦やグローバル化などの世界情勢の推移を把握することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
19世紀から20世紀の歴史を政治・社会・文化の面に力点をおきながら学習する。また、現代にも通じる問題については教科書にとらわれることなく、より詳しく論じる。
授業の進め方・方法:
講義中心。参考にビデオ視聴する。
注意点:
日頃から本や新聞などを読んで、社会問題・時事問題に興味をもつようにしてください。「歴史」は暗記科目ではありません。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第一次世界大戦1:第一次世界大戦とヴェルサイユ体制 第一次世界大戦の歴史的意義と戦後秩序の構築について理解する
2週 第一次世界大戦2:パリ講和会議と東アジア・アフリカの独立運動 第一次世界戦が世界の独立運動に影響を与えた歴史過程を理解する
3週 戦間期の国際情勢1:民主主義、民族主義、そして大衆社会 第一次世界大戦後の国民生活の変容を理解する
4週 戦間期の国際情勢2:世界恐慌と全体主義の台頭 世界恐慌と全体主義の台頭について理解する
5週 帝国日本の変容1:大正デモクラシーと政党政治 日本における民主化の萌芽について理解する
6週 帝国日本の変容2:軍国日本への道 深刻な不況と軍国化へのプロセスを理解する
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
第二次世界大戦・太平洋戦争
第二次世界大戦について理解する
4thQ
9週 現代世界と日本の戦後改革1:占領下の日本 戦後国際秩序の構築と日本の占領政策について理解する
10週 現代世界と日本の戦後改革2:日本の民主化 日本国憲法の制定と戦後改革の進展について理解する
11週 冷戦体制と核兵器の時代 冷戦の政治的経済的社会的意義と、核兵器の問題について理解する
12週 高度経済成長 日本の高度経済成長とそれに伴う近隣諸国との関係について理解する
13週 石油危機と累積債務問題 転換期を迎える世界経済の情勢と変化を理解する
14週 グローバル化する現代社会 南北問題、環境問題など現代社会の抱える課題について歴史的に考察できる
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75200500100
基礎的能力75200500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000