線形代数Ⅰ

Course Information

College Kure College Year 2017
Course Title 線形代数Ⅰ
Course Code 0028 Course Category General / 選択必修
Class Format Lecture Credits School Credit: 3
Department Electrical Engineering and Information Science Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 3
Textbook and/or Teaching Materials 高遠節夫他「新線形代数」(大日本図書)
Instructor Hiramatsu Naoya

Course Objectives

1.ベクトル定義を理解し、ベクトルの基本的な計算ができること
2.ベクトルの平行・垂直条件を利用することができること
3.空間内の直線・平面・球のベクトル方程式が求めることができること
4.行列の定義を理解し、行列の基本的な演算ができること
5.連立一次方程式が解くことできること
6.逆行列の定義を理解し、逆行列を求めることができること
7.行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができること

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトルの演算が適切にできるベクトルの演算ができるベクトルの演算ができない
評価項目2行列の演算が適切にできる行列の演算ができる行列の演算ができない
評価項目3逆行列・行列式の計算が適切にできる逆行列・行列式の計算ができる逆行列・行列式の計算ができない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) See Hide
本科の学習・教育目標 (HB) See Hide

Teaching Method

Outline:
比例の考え方を拡張したものが線形性があるといえるが、線形変換が行列で表されるということを根底に、力学などで重要なベクトルや、連立一次方程式を解くときの新しい視点としての行列・行列式に関することを学ぶ。
Style:
講義および演習を基本とする。適宜、小テストや課題レポートを課す。
Notice:
例えば構造計算やコンピュータグラフィックスの基礎は線形代数にあるように、工学や科学を学ぶ上で重要な科目です。授業は集中して聞くことはもちろんですが、実際に自分で解いてみることが大切です。疑問点は早めに質問して、分からないところを残さないように努力しましょう。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 平面ベクトル 有向線分による表示
2nd 平面ベクトル 成分表示
3rd 平面ベクトル ベクトルの和・差,実数倍
4th 平面ベクトル 内積
5th 平面ベクトル 内分点のベクトル表示
6th 平面ベクトル 直線の円のベクトル方程式
7th 中間試験
8th 答案返却・解答説明・空間ベクトル 空間座標
2nd Quarter
9th 空間ベクトル 有向線分による表示,成分表示
10th 空間ベクトル 内積
11th 空間ベクトル 空間における直線の方程式
12th 空間ベクトル 平面の方程式
13th 空間ベクトル 球の方程式
14th 空間ベクトル
15th 期末試験
16th 答案返却・解答説明
2nd Semester
3rd Quarter
1st 行列 行列の計算
2nd 行列 2次正方行列の逆行列
3rd 行列
4th 行列
5th 連立1次方程式と行列 行基本変形と連立一次方程式
6th 連立1次方程式と行列 行基本変形と逆行列
7th 連立1次方程式と行列 行列の階数
8th 中間試験
4th Quarter
9th 答案返却・解答説明,行列式 2次,3次の行列式(サラスの方法)
10th 行列式 行列式の定義と性質
11th 行列式 行列式の展開
12th 行列式の応用 逆行列の公式と余因子行列
13th 行列式の応用 連立一次方程式と逆行列
14th 行列式の応用 行列式の図形的意味
15th 学年末試験
16th 答案返却・解答説明

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000