現代文

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 現代文
科目番号 0030 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『現代文B』(筑摩書房)
担当教員 上芝 令子

到達目標

1.日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を正しく読解すること。
2.さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけること。
3.作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を正しく読解することができる日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を読解することができる日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を読解することができない
評価項目2さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることが適切にできるさまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることができるさまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることができない
評価項目3作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることが適切にできる作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることができる作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年次での「国語総合(現代文)」に引き続き、国語を的確に理解し、適切に表現できる基礎学力、日本語日本文化に関する見識を身につけるために、現代日本の思想や文化を代表する評論・小説・詩などを学習する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とする。適宜課題提出も課す。
注意点:
授業に対する真摯な態度が何より基本である。作品を理解し、自らの頭でしっかり考える力を積極的に養おうとする姿勢が重要である。発想の幅を広げ、自由にものを見る思考のレッスンにより、教養の幅を広げていってもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、中島敦の文学 1.小説「山月記」
東西の芸術観の相違点、美意識の異なりについて考える。
今日に生きている伝統的な美意識について各自で思考をめぐらす。
2週 中島敷「山月記」
3週 中島敷「山月記」
4週 中島敷「山月記」
5週 中島敷「山月記」
6週 中島敷「山月記」
7週 中間試験
8週 寺田寅彦「科学者と頭」 2.評論「科学者と頭」
「自然に学ぶ」とはどういうことかを考える。
自然と共生する人間のあり方について思いをめぐらす。
4thQ
9週 寺田寅彦「科学者と頭」
10週 寺田寅彦「科学者と頭」
11週 寺田寅彦「科学者と頭」
12週 室生犀星「小景異情」 3.詩「小景異情」「永訣の朝」
人物形象と事件の読解を通して主題を理解する。
作者に関する文学史的知識を身につける。
当時の社会状況を理解した上で、恋愛・生きることの意味を考察する。
13週 宮沢賢治「永訣の朝」
14週 宮沢賢治「永訣の朝」
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000