Contemporary Japanese Language Ⅲ

Course Information

College Kure College Year 2022
Course Title Contemporary Japanese Language Ⅲ
Course Code 0031 Course Category General / 選択必修
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Electrical Engineering and Information Science Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 『改訂版 国語総合 現代文編』(数研出版)『プレミアムカラー 国語便覧』(数研出版)『新版 チャレンジ常用漢字』(第一学習社)
Instructor FUKUDA RYO

Course Objectives

1.日本語で書かれた文章(評論文・文芸作品等)を的確に読解できる。
2.様々な文章について批判的に思考・考察した上で、自らの見解を的確に表現できる。
3.主要な作家と作品、およびそれらが書かれた時代について、的確かつ簡潔に説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語で書かれた文章(評論文・文芸作品等)を的確に読解できる。日本語で書かれた文章(評論文・文芸作品等)を読解できる。日本語で書かれた文章(評論文・文芸作品等)を読解することができない。
評価項目2様々な文章について批判的に思考・考察した上で、自らの見解を的確に表現できる。様々な文章について批判的に思考・考察した上で、自らの見解を表現できる。様々な文章について批判的に思考・考察することや、自らの見解を的確に表現することができない。
評価項目3主要な作家と作品、およびそれらが書かれた時代について、簡潔に説明できる。主要な作家と作品、およびそれらが書かれた時代について、簡潔に説明できる。主要な作家と作品、およびそれらが書かれた時代について、説明することができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) See Hide

Teaching Method

Outline:
教科書に掲載されている評論・小説・詩歌等の精読とそれに基づく考察や議論を通して、日本語で書かれた文章を的確に理解し、また自らの思考を的確に表現するための能力・技術を涵養する。
Style:
担当教員による講義を中心とし、適宜グループワークやディスカッション等の活動も導入する。また毎週の授業の冒頭で、漢字テストを実施する。
※新型コロナウイルスの影響により、授業内容を変更する可能性がある。
Notice:
授業ノート・プリント・漢字ドリル等は定期的に回収し、成績評価の対象とする。また受講態度が不適切である場合、相応に減点するので注意すること。受講者一人ひとりの主体的な授業参加を期待している。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 森岡正博「無痛化する社会のゆくえ」(評論)の第1段落を読解する。 1.「無痛化」という造語の内容について、適切な例を挙げながら簡潔に説明できる。
2.論説文における問題提起の方法について、本文に即して説明できる。
2nd 森岡正博「無痛化する社会のゆくえ」(評論)の第2段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.今日の「文明」と「技術」の関係について、本文に即して多角的に思考できる。
3rd 森岡正博「無痛化する社会のゆくえ」(評論)の第3段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.「文明」「技術」「大衆化」「無痛化」といったキーワードを用いながら、著者の見解を要約することができる。
3.「無痛化する現代文明」について、本文に即して自らの見解を述べ、他者の意見を傾聴ことができる。
4th 柳澤桂子「命は誰のものなのか」(評論)の第1~2段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.「安楽死」や「尊厳死」の問題について、本文やその他の実例に即して、自分なりに思考を深化させることができる。
5th 柳澤桂子「命は誰のものなのか」(評論)の第2~3段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.文章中の表現を的確に言い換え、それについて分かりやすく説明することができる。
6th 柳澤桂子「命は誰のものなのか」(評論)の第3~4段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.「死に対する感情」や「死の文化」について、自分なりに調べ、それについて見解を述べるとともに、他者の意見を傾聴ことができる。
7th 前期中間試験
8th 答案返却・解説
2nd Quarter
9th 近代文学史の概説(明治・大正期) 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.明治・大正期の主な作家や作品について、簡潔に説明できる。
3.それぞれの作品が持つ表現上の特徴について、簡潔に説明できる。
10th 近代文学史の概説(昭和期以降) 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.昭和期以降のの主な作家や作品について、簡潔に説明できる。
3.それぞれの作品が持つ表現上の特徴について、簡潔に説明できる。
11th 田宮虎彦「沖縄の手記から」(小説)の第1段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.アジア・太平洋戦争末期の状況について、簡潔に説明できる。
3.冒頭部における物語の展開方法について、簡潔に説明できる。
12th 田宮虎彦「沖縄の手記から」(小説)の第2段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.「私」と「娘」が置かれている状況について、本文に即して説明できる。

13th 田宮虎彦「沖縄の手記から」(小説)の第3段落を読解する。 1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.「私」と「娘」の描かれ方や、その関係性について、簡潔に説明できる。
14th 田宮虎彦「沖縄の手記から」(小説)の第4段落を読解する。
1.主な常用漢字の読み書きができる。
2.作品(掲載部)全体の内容を踏まえて、本作や「戦争」、あるいは「戦争文学」について、自らの見解を述べ、他者の意見を傾聴することができる。
15th 期末試験
16th 答案返却・解説

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000