到達目標
1.日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を正しく読解すること。
2.さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけること。
3.作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を正しく読解することができる | 日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を読解することができる | 日本語で書かれた文章類(小説,評論。詩歌)を読解することができない |
評価項目2 | さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることが適切にできる | さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることができる | さまざまな文章にふれ、思索できる力や感性などを身につけることができない |
評価項目3 | 作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることが適切にできる | 作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることができる | 作品が書かれた時代、作家に関する知識を身につけることができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA)
説明
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教育方法等
概要:
1年次での「現代文Ⅰ・Ⅱ」に引き続き、国語を的確に理解し、適切に表現できる基礎学力、日本語日本文化に関する見識を身につけるために、現代日本の思想や文化を代表する評論・小説・詩歌などを学習する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とする。適宜漢字テストや創作など、課題提出も課す。
新型コロナウイルスの影響により、授業内容を一部変更する場合があります。
注意点:
授業に対する真摯な態度が何より基本である。作品を理解し、自らの頭でしっかり考える力を積極的に養おうとする姿勢が重要である。発想の幅を広げ、自由にものを見る思考のレッスンにより、教養の幅を広げていってもらいたい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、評論「無痛化する社会のゆくえ」(森岡正博) |
1,評論「無痛化する社会のゆくえ」を読解する。表現を的確に捉え、「富の逆説」を抱え込む現代社会についての筆者による問題提起を様々な角度から考察し、各人なりに意見をまとめられるようにする。
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2週 |
評論「無痛化する社会のゆくえ」(森岡正博) |
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3週 |
評論「無痛化する社会のゆくえ」(森岡正博) |
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4週 |
評論「命は誰のものなのか」(柳澤桂子) |
2,評論「命は誰のものなのか」を読解する。論理の展開を的確に捉える。生命尊重と個人の意思、現代医療の発達と文化の差異といった問題のありようについて思いをめぐらせながら、筆者の提起する意見を多角的に批評、考察する。
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5週 |
評論「命は誰のものなのか」(柳澤桂子) |
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6週 |
評論「命は誰のものなのか」(柳澤桂子) |
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7週 |
評論トレーニング読解 |
中間試験の代わりとしていくつかの評論を教材として読解トレーニングをおこなう。
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8週 |
短歌と俳句
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3,短歌(№9─16)・俳句(№9─16)を読解かつ鑑賞する。詩情のありかを的確に捉える。表現に込められた感性を様々な角度から読みとる。作者や背景に対する知識を学び、人生の意味について考える。それぞれの創作の機会も持ちたい。
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4thQ |
9週 |
短歌と俳句 |
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10週 |
短歌と俳句 |
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11週 |
小説「沖縄の手記から」(田宮虎彦) |
4,小説「沖縄の手記から」を読み、鑑賞する。太平洋戦争での地上戦により大きな被害を受けた沖縄を舞台とするこの小説を未読しながら主題・構成・表現方法を理解する。作者・時代背景などに関する知識を身につけ、より作品の理解を深める。さらには作品の主題を考察し、あわせて平和の在り方、今後の人生行路について各人が思いをめぐらせる。
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12週 |
小説「沖縄の手記から」(田宮虎彦) |
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13週 |
小説「沖縄の手記から」(田宮虎彦) |
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14週 |
小説「沖縄の手記から」(田宮虎彦) |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験 答案返却・解説 諸課題
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |