Mathematics BⅡ

Course Information

College Kure College Year 2022
Course Title Mathematics BⅡ
Course Code 0044 Course Category General / 選択必修
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Electrical Engineering and Information Science Student Grade 2nd
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 高遠節夫他『新線形代数』(大日本図書)および『新線形代数 問題集』(大日本図書)
Instructor Kageyama Masaru

Course Objectives

1. 行列式の性質を理解し、高次の行列式の値を求めることができる。
2. 線形変換の定義を理解し、線形変換を表す行列を求めることができる。
3. 合成変換や逆変換を表す行列を求めることができる。
4. 平面内の回転に対応する線形変換を表す行列を求めることができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1行列式の計算が適切にできる 逆行列・行列式の計算ができる 逆行列・行列式の計算ができない
評価項目2線形変換, 表現行列の意味を理解し, 求めることが適切にできる線形変換, 表現行列の意味を理解し, 求めることができる線形変換, 表現行列の意味を理解し, 求めることができない
評価項目3固有値を求めることで, 行列の対角化が適切にできる固有値を求めることで, 行列の対角化ができる固有値を求めるや, 行列の対角化ができない
評価項目4行列の対角化を用いて,2次形式の標準形を求めたり, 行列のべき乗計算が適切にできる行列の対角化を用いて,2次形式の標準形を求めたり, 行列のべき乗計算ができる行列の対角化を用いて,2次形式の標準形を求めたり, 行列のべき乗計算ができない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) See Hide

Teaching Method

Outline:
専門科目を学ぶ上で必要な行列の理論である「行列式」、「行列式の応用」、「線形変換」、「固有値」、「対角化」について学習する。
Style:
講義および演習を基本として、適宜、小テストや課題レポートを課します。新型コロナウイルスの影響により、授業内容を一部変更する可能性があります。
Notice:
例えば構造計算やコンピュータグラフィックスの基礎は線形代数にあるように、工学や科学を学ぶ上で重要な科目です。授業は集中して聞くことはもちろんですが、実際に自分で解いてみることが大切です。疑問点は早めに質問して、分からないところを残さないように努力しましょう。質問は随時受け付けます。また、提出物をしっかり提出する習慣を身に付けてください。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 行列式 2次,3次の行列式(サラスの方法)が計算できn次行列の行列式の定義を理解できる。
2nd 行列式 行列式の性質と展開ができる。
3rd 行列式の応用 逆行列の公式と余因子行列,連立一次方程式と逆行列について計算できる。
4th 行列式の応用 連立一次方程式と逆行列,行列式の図形的意味を理解し計算できる。
5th 線形変換の定義,性質 線形変換の定義が理解できる。
6th 線形変換の定義,性質 線形変換の性質を用いた計算ができる。
7th 中間試験
8th 答案返却・解答説明,線形変換の合成,逆変換 合成および逆変換を用いた計算ができる。
4th Quarter
9th 線形変換の合成,逆変換 合成および逆変換を用いた計算ができる。
10th さまざまな線形変換 回転を表す線形変換および直交変換の計算ができる。
11th 固有値・固有ベクトル 固有値・固有ベクトルの定義,性質を理解し計算できる
12th 行列の対角化 行列の対角化,対角化行列を計算することができる。
13th 対称行列の対角化 対角化可能の条件について理解し, 応用することができる
14th 対角化の応用 対角化を用いて、2次形式の標準形を求められる。
15th 学年末試験
16th 答案返却・解答説明

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオおよび態度その他Total
Subtotal70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000