地理総合

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 地理総合
科目番号 0060 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『高等学校 新地理総合』』(帝国書院)、『詳解現代地図 最新版』(二宮書店)
担当教員 木原 滋哉,森 良祐

到達目標

・地図やGIS等地理に関する基本的な技能を習得する。
・自然環境が成り立つ仕組みを理解し、説明できるようになる。
・経済活動を通じたグローバルな地域の結びつきを理解し、説明できるようになる。
・日本および諸外国の環境と人々の生活について理解し、説明できるようになる。
・身の回りで発生しうる災害に関する地理的な情報を習得し、適切な行動を取れるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地理の適切な表現・読図法・利用法を理解し、説明できるようになる。地理の適切な表現・読図法・利用法を理解し、説明できるようになる。地理の適切な表現・読図法・利用法を理解し、説明できるようになる。
評価項目2自然環境が成り立つ仕組みを理解し、説明できるようになる。自然環境が成り立つ仕組みを理解し、説明できるようになる。自然環境が成り立つ仕組みを理解し、説明できるようになる。
評価項目3経済活動を通じたグローバルな地域の結びつきを理解し、説明できようになる。経済活動を通じたグローバルな地域の結びつきを理解し、説明できようになる。経済活動を通じたグローバルな地域の結びつきを理解し、説明できようになる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
①地理の基本的事項を理解する。②自然環境の成り立ちについて理解する。③経済・社会的側面から「グローバル・ローカル」に見られる異なるスケール間の相互作用を理解する。④地理的な問題解決の手法を理解する。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式でおこないます。教科書のみならず、自作プリントやスライドを用いて、視覚的に理解させることに努めます。板書も併用します。
新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。
注意点:
適宜小レポート課題を出します。地理を学習する上で、視覚的に理解することが重要です。教科書のみならず、地図帳・資料集を活用してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・地図表現・地図の利用・地球上の位置と時差
地図の表現法や法則、使用の理解
2週 多様な世界
第二次大戦後から多様化し、グローバル化していく現代の世界の理解
3週 大地と気候と生活文化
大地と気候の仕組みとそれに根ざした様々な人々の生活への理解
4週 文化と生活1
世界の文化と生活の様式の理解
5週 文化と生活2
イスラーム・ヒンドゥー圏の文化と生活の理解
6週 歴史的背景と人々の生活
ラテンアメリカ、サハラ以南アフリカ、ロシアの文化と生活の理解
7週 中間試験
8週 世界の産業と人々の生活1
現代の産業の理解
2ndQ
9週 世界の産業と人々の生活2
アメリカ・東アジア・ヨーロッパの発展の理解
10週 世界の産業と人々の生活3
ロシア・北アメリカの文化と生活の理解
11週 地球的課題1
地球環境問題、エネルギー問題とそれらへの取り組み
12週 地球的課題2
食糧問題・都市問題とそれらへの取り組み
13週 日本の自然環境と災害・防災
日本列島の自然的特性とそこで発生する災害および防災の理解
14週 地理的課題と地域調査
生活圏の調査から地域の課題を地理的に追求し、解決する手法の理解
15週 期末試験
16週 答案返却・解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000