Electrical Mathematics Ⅲ

Course Information

College Kure College Year 2022
Course Title Electrical Mathematics Ⅲ
Course Code 0071 Course Category Specialized / 選択必修
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Electrical Engineering and Information Science Student Grade 3rd
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 新応用数学(高遠節夫ほか 大日本図書) 電気系の複素関数入門(吉岡良雄・長瀬智行 弘前大学出版会)
Instructor HATTORI YUYA

Course Objectives

1. 複素関数の正則性を応用できる。
2. コーシーの積分公式・グルサの定理が説明できる。
3. 留数定理が応用できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種定理を使った複素積分が適切にできる各種定理を使った複素積分ができる各種定理を使った複素積分ができない
評価項目2留数の導出と留数定理を使った計算が適切にできる留数の導出と留数定理を使った計算ができる留数の導出と留数定理を使った計算ができない

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
電気工学は工学分野の中でもとりわけ数学を利用することが多い。本科目では,複素関数論の基礎的知識を身につける。
Style:
重要箇所の解説後は、グループ学習等により、理解を深める。適宜、レポート課題もしくは発表課題を課す。
Notice:
教科書を納得するまで繰り返し読み、教科書の例題や演習問題を必ず解く。繰り返し解くことが重要。
新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 複素積分の導入 複素積分の必要性について説明できる
2nd 原始関数を使った複素積分 原始関数を使った複素積分が計算ができる
3rd コーシーの積分定理 コーシーの積分定理の説明と計算ができる
4th コーシーの積分定理の応用 コーシーの積分定理の多重連結領域への応用の説明と計算ができる
5th コーシーの積分表示 コーシーの積分表示の説明と計算ができる
6th グルサの定理 グルサの定理の導出と利用ができる
7th 問題演習
8th 中間試験
4th Quarter
9th 数列と級数 複素関数をマクローリン展開できる
10th テーラー展開 複素関数をテーラー展開できる
11th ローラン展開 複素関数をローラン展開できる
12th 留数定理 留数の導出と留数定理を使った計算ができる
13th 実数関数の積分への応用 実数関数の積分への応用が計算できる
14th 問題演習
15th 答案返却・解答説明
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000