コミュニケーション英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コミュニケーション英語Ⅰ
科目番号 0072 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 浅見道明ほか『Power On; Communication English I 』(東京書籍) /『Power On スタディノート』『Power On Workbook』((東京書籍),『速読英単語1』(Z会出版)
担当教員 上杉 裕子

到達目標

1.教科書の新出語句や重要表現を覚え,使うことができる。
2.教科書の内容を理解し,正確かつ適切に音読することができる。
3.英語で聴いた内容を理解し,正確かつ適切に応答することができる。
4.副教材(『速読英単語1』)の語句を覚え,使うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書の新出語句や重要語句を覚え,適切に使うことができる教科書の新出語句や重要語句を覚え,使えうことができる 教科書の新出語句や重要語句を覚え,使うことができない
評価項目2教科書の内容を理解し,正確かつ適切に音読することができる。 教科書の内容を理解し,正確もしくは適切音読することができる。 教科書の内容を理解し,正確かつ適切に音読することができない。
評価項目3英語で聴いた内容を理解し,正確かつ適切に応答することができる。英語で聴いた内容を理解し,正確もしくは適切に応答することができる。英語で聴いた内容を理解し,正確かつ適切に応答することができない。
評価項目4副教材(『チャンクで英単語Standard』)の語句を覚え,適切に使うことができる副教材(『チャンクで英単語Standard』)の語句を覚え,使うことができる副教材(『チャンクで英単語Standard』)の語句を覚え,使うことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
言語運用の4技能(読む・書く・聞く・話す)を向上させる。テキストの音読と精読を通して,読解力の育成をはかるとともに,テキストに取り上げられている内容に関連した語彙や表現を身に付けることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業では,演習を基本とする。
単語テスト(小テスト)を定期的に実施する。
各Lessonが終わったら,課題を出す。
CLL(Community Language Learning)という教授法を導入し、何度も繰り返し他の学生の英文を聞き、発音する。
リスニング演習を行う。
学生の積極性を高めるため、クラス貢献度として挙手による自主的発表を評価する。
注意点:
テキストだけでなく辞書も必ず持参して活用すること。毎回必ず予習をして授業の臨むこと。授業では共同体から学ぶ環境を作る。アクティブラーニングで、ペアワークなどを通じて活動の多い演習形式の授業なので,集中して取り組むことが求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明
Lesson 1-1
動詞の現在形・過去形
2週 Lesson 1-2
未来表現
3週 Lesson 1-3
進行形
4週 Lesson 2-1 比較表現
5週 Lesson 2-2 不定詞
6週 Lesson 2-3 動名詞
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
Lesson 3-1
現在完了形
2ndQ
9週 Lesson 3-2
S + V + O [ = that節 ]
10週 Lesson 3-3 受け身
11週 Lesson 4-1
It is [ was ] + 形容詞 + to 不定詞
12週 Lesson 4-2
助動詞
13週 Lesson 4-3 関係代名詞
14週 Lesson 4 Review

15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明
後期
3rdQ
1週 Lesson 5-1
分詞の形容詞的用法
2週 Lesson 5-2 S + V [ = be動詞以外 ] + C
3週 Lesson 5-3 S + V + O + C [ =形容詞 ]
4週 Lesson 6-1
S + V [ = 知覚動詞 ] + O + C [ = 現在分詞 ]
5週 Lesson 6-2 助動詞 + 受け身
6週 Lesson 6-3 S + V [ = 使役動詞 ] + O + C [ = 原形不定詞 ]
7週 Lesson 6 Review
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却・解答説明Lesson 7-1 S + appear(s) [ seem(s) ] + to不定詞
10週 Lesson 7-2
関係副詞where
11週 Lesson 7-3 It is [ was ] + 形容詞[名詞] + that節
12週 Lesson 8-1 現在完了進行形
13週 Lesson 8-2
関係副詞when
14週 Lesson 8-3
仮定法過去
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる2
複数の情報を整理・構造化できる。2
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。1
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。1
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2

評価割合

定期試験単語テスト提出物クラス貢献度その他合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000