到達目標
1.ブール代数,カルノー図の基本演算ができる。
2.組合せ回路ついて理解し真理値表、論理式、論理回路を書くことができる。
3.順序回路について理解し遷移表、論理式、論理回路を書くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ブール代数,カルノー図の基本演算が適切にできる。 | ブール代数,カルノー図の基本演算ができる。 | ブール代数,カルノー図の基本演算ができない |
評価項目2 | 組合せ回路について理解し真理値表、論理式、論理回路を適切に書くことができる。 | 組合せ回路について理解し真理値表、論理式、論理回路を書くことができる。 | 組合せ回路について理解し真理値表、論理式、論理回路を書くことができない。 |
評価項目3 | 順序回路について理解し遷移表、論理式、論理回路を適切に書くことができる。 | 順序回路について理解し遷移表、論理式、論理回路を書くことができる。 | 順序回路について理解し遷移表、論理式、論理回路を書くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ディジタル計算機の原理やハードウェアの構造を理解するために,論理回路,順序回路について学習する。本授業は就職および進学の両方,資格取得に関連する。
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする。適宜,小テストや演習を実施し,課題を課す。
【新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。】
注意点:
理解のできない点や質問事項があれば,適宜担当教員に質問し,講義内容を完全に理解すること。本科目は,基本情報技術者試験,応用情報技術者試験を受験する者には非常に重要な内容となっているので,情報通信コースの学生には是非とも受講して頂きたい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
論理回路の基礎 |
論理回路の基礎
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2週 |
ブール代数 |
加法標準型・乗法標準型について理解する。
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3週 |
カルノー図 |
カルノー図について理解する。
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4週 |
論理回路の簡単化 |
演算回路について理解する。
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5週 |
エンコーダ,デコーダ,マルチプレクサ |
演算回路について理解する。
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6週 |
演算回路 |
演算回路について理解する。
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7週 |
組み合わせ回路 |
組み合わせ回路について理解する。
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8週 |
順序回路とフリップフロップ |
各種フリップフロップについて理解する。
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2ndQ |
9週 |
特性表と励起表 |
各種フリップフロップについて理解する。
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10週 |
フリップフロップの相互変換 |
各種フリップフロップについて理解する。
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11週 |
同期式フリップフロップ |
各種フリップフロップについて理解する。
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12週 |
各種カウンタ |
カウンタについて理解する。
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13週 |
シフトレジスタ |
シフトレジスタの設計法について理解する。
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14週 |
順序回路の設計 |
シフトレジスタの設計法について理解する。
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15週 |
答案返却・解答説明 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |