シーケンス制御

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 シーケンス制御
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自作教材を使用
担当教員 藤井 敏則

到達目標

1.インターロック回路,周期動作回路などの各回路を理解してPLCで使用できるようになること
2.ブール代数,真理表,フェン図,カルノー図について理解すること
3.与えられた課題についてPLCを用いて制御回路を構築し、PLCのプログラムを作成し課題レポートを提出する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1PLCで構築した回路の動作確認をし,課題レポートの提出が適切にできた。PLCで構築した回路の動作確認をし,課題レポートの提出を行ったPLCで構築した回路の動作確認をし,課題レポート提出ができなかった
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 産業界においては自動化・省力化が盛んに行われているが,その一端を担っているものにシーケンスによる自動制御がある。その基本となるリレー・シーケンスを学習し,次いでPLC(Programmable Logic Controller)を学習し,演習を行う。本授業は進学と就職に関連する。
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする。後半では各個人が,PLCのプログラムを作成し課題レポートを提出する。
この科目は、シーケンス制御に関する実践的な講義・演習形式で授業を行うものである。全ての講義・演習を日本鋼管(現JFEスチール)でシーケンス制御実務経験のある常勤教授が担当する。
注意点:
シーケンス制御は小さな工場でも使用しており,本科で最も実践的な授業であるので,十分勉強すること。
また,新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シーケンスの基礎 シンボル・記号が説明できる
2週 シーケンス回路の基礎1 and回路,or回路,not回路,inhibit回路が説明できる
3週 シーケンス回路の基礎2と演習 インターロック回路,周期動作回路,補元回路,順序回路,優先回路,補償回路が説明できる
4週 シーケンス回路の演習 シーケンス回路の演習が説明できる
5週 シーケンス回路の演習 シーケンス回路の演習が説明できる
6週 ブール代数,論理回路 ブール代数,真理表,フェン図,カルノー図が説明できる
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
10週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
11週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
12週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
13週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
14週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
15週 実験装置の回路及びプログラムの作成 課題の実験装置の回路及びプログラムを制作し、動作の確認ができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000900100
基礎的能力0000000
専門的能力10000900100
分野横断的能力0000000