1. 回路網定理,過度現象,電力の基本を習得すること
2. ダイオード,トランジスタの電子素子の基本を習得すること
3. 論理回路・マイコンの基本を習得すること
概要:
電気情報工学の基礎的な法則・理論について電気計測実験を行ったり,電子回路の基礎となる素子について使用方法を学ぶなど,実験を通じて技術者の素養を身に着けることを目的とする。本実験は学力の向上に必要で,就職および進学の両方に関連する。
授業の進め方・方法:
実験は4~5人を1班とする班単位で行い,各実験で得たデータを処理したレポートを提出する。【新型コロナウィルスの影響により、授業内容を一部変更する可能性があります。】
注意点:
テキスト,実験ノート,電卓,定規類,グラフ用紙,レポート用紙を持参すること。当日行うテーマを確認し,実験書を予習し手順を予め理解しておくこと。
新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前1,後1 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前1,後1 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前1,後1 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前1,後1 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前1,後1 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前1,後1 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 直流機の原理と構造を説明できる。 | 4 | 後3 |
変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 4 | 後2 |
半導体電力変換装置の原理と働きについて説明できる。 | 4 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | 前9,前10 |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前8 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前8 |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前3 |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前8 |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前2 |
共振について、実験結果を考察できる。 | 4 | 前2 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 前10,後9 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 前13,後12,後13 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 前9 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 前10 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | 後12,後13 |
分野横断的能力 | 基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 前1,後1 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 前1,後1 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 前1,後1 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | 前1,後1 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 前1,後1 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 前1,後1 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 前1,後1 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 前1,後1 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 前1,後1 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 前1,後1 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 前1,後1 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 前1,後1 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | 前1,後1 |