概要:
変圧器や誘導電動機の基礎と理論・特性を勉強することにより，これらの機器のエネルギー変換がどのように行なわれるかを理解習得する。授業では理論や特性の解説だけではなく，計算演習も取り入れている。
授業の進め方・方法:
講義を基本として行う。定期試験以外に，課題のレポート提出を課し，また講義中に小テストを実施する．
注意点:
理解できない点が有れば随時質問し，講義内容を完全に理解すること。電気分野の重要な基礎科目であり，また電気主任技術者試験で絶対に必要な科目であるので，実験実習の内容や電気磁気学，電気回路の内容の復習を十分行って講義を受けること。省エネルギ技術の基礎として，今後とも重要な知識である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
変圧器１ |
電気機器の概要（直流機，変圧器，交流回転機）について，また直流送電および交流送電について説明できる
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| 2週 |
変圧器２ |
変圧器の材質と構造，保器類等について説明できる
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| 3週 |
変圧器３ |
理想変圧器と実際の変圧器について説明できる
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| 4週 |
変圧器４ |
変圧器の（簡易・精密）等価回路を描くことができ，各要素を説明できる
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| 5週 |
変圧器５ |
変圧器の（簡易・精密）等価回路を描くことができ，これを用いた説明および必要な計算ができる
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| 6週 |
変圧器６ |
変圧器の（簡易・精密）等価回路を描くことができ，これを用いた説明および必要な計算ができる
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| 7週 |
中間試験 |
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| 8週 |
変圧器７ |
変圧器の結線や運用，各種試験方法と損失や効率について説明および必要な計算ができる
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| 4thQ |
| 9週 |
変圧器８ |
変圧器の結線や運用，各種試験方法と損失や効率について説明および必要な計算ができる
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| 10週 |
変圧器９ |
変圧器の結線や運用，各種試験方法と損失や効率について説明および必要な計算ができる
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| 11週 |
変圧器１０ |
変圧器の結線や運用，各種試験方法と損失や効率について説明および必要な計算ができる
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| 12週 |
変圧器１１ |
変圧器の結線や運用，各種試験方法と損失や効率について説明および必要な計算ができる
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| 13週 |
変圧器１２ |
特殊変圧器，半導体電力変換装置の構造，動作，特性について説明できる
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| 14週 |
変圧器１３ |
電力系統の構成と変圧器の役割，新技術と課題について説明できる
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| 15週 |
答案返却・解答説明 |
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| 16週 |
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12,後14 |
| 電源および負荷のΔ-Y、Y-Δ変換ができる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
| 対称三相回路の電圧・電流・電力の計算ができる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12,後14 |
| 変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
| 半導体電力変換装置の原理と働きについて説明できる。 | 4 | 後1,後13,後14 |
| 電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。 | 4 | 後1,後8,後11,後12,後13,後14 |
| 交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴を説明できる。 | 4 | 後1,後8,後13,後14 |
| 電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。 | 4 | 後11,後12,後13,後14 |
| その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。 | 4 | 後14 |
| 電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。 | 4 | 後2,後14 |