通信工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 通信工学Ⅱ
科目番号 0215 科目区分 専門 / 選択必修/選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントなどを配布する。
担当教員 黒木 太司

到達目標

1.有線伝送線路とそれを用いた通信方式が説明できる。
2.無線通信方式が理解できる。
3.通信回路が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1有線伝送線路とそれを用いた通信方式が適切に説明できる有線伝送線路とそれを用いた通信方式が説明できる有線伝送線路とそれを用いた通信方式が説明できない
評価項目2無線通信方式が適切に説明できる無線通信方式が説明できる無線通信方式が説明できない
評価項目3通信回路が適切に説明できる通信回路が説明できる通信回路が説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報の伝達手段について学習し、電気通信工学の基礎の習得と、今日実用に供されている各種通信方式の概要把握を目標とする。
本授業では通信に関する基礎学力を身につけることができる。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、適宜課題を実施する。 この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
授業内容で不明な点あれば放課後、土日曜日等を利用して随時質問すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 通信用伝送線路 伝送路の分類
2週 通信用伝送線路 同軸線路と平行二本線路
3週 通信用伝送線路 導波管
4週 通信用伝送線路 誘電体線路と光ファイバ
5週 電波伝搬 フリスの伝達公式と基本伝搬損
6週 電波伝搬 大気圏・電離圏電波伝搬
7週 無線伝送方式 アンテナの基礎
8週 無線伝送方式 アンテナの諸定数
4thQ
9週 無線伝送方式 アンテナの基礎設計
10週 無線伝送方式 実用アンテナシステム
11週 無線伝送方式 無線通信の形態
12週 無線伝送方式 通信路と雑音
13週 通信回路 増幅器
14週 通信回路 発振器
15週 通信回路 変復調器と周波数変換
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000