英語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語表現Ⅱ
科目番号 0243 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Raise Your Score 150 Plus on the TOEIC Test(松柏社), TOEIC L&R TEST出る単特急銀のフレーズ(朝日新聞出版), 5分間基本英文法(南雲堂)
担当教員 周 躍

到達目標

1.基本的な文法事項を定着させる。
2.語彙力を増強する。
3.リスニング演習を通じてリスニング力を向上させる。
4.会話練習を通じて会話力を向上させる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な文法事項を定着することが適切にできる基本的な文法事項を定着することができる基本的な文法事項を定着することができない
評価項目2リスニング演習を通じてリスニング力を向上させることが適切にできるリスニング演習を通じてリスニング力を向上させることができるリスニング演習を通じてリスニング力を向上させることができない
評価項目3会話練習を通じて会話力を向上させることが適切にできる会話練習を通じて会話力を向上させることができる会話練習を通じて会話力を向上させることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的な英文法知識を身につけ、英語表現の練習を行いながら総合的な英語運用能力を伸ばすことを目的とする。また本授業は進学と就職に関連し、進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜紹介しながらコミュニケーション力を伸ばす。文法強化とTOEIC対策の2本柱で授業を行う。

授業の進め方・方法:
TOEIC L&R TEST出る単特急銀のフレーズについて、年度初めに年間小テスト計画を示し、授業内で計画的に小テストを行うことにより、学習の定着を図る。
TOEICテキストの演習問題を解き、発音練習、ディクテーション、チャンク訳などの言語活動が活発に行えるよう メリハリをつける。学年末には、教科書を終え、総復習として3回の模擬試験を行い、力を試す。
注意点:
テキストだけではなく、毎回辞書を必ず持参すること。演習を基本とする授業なので、集中して課題等に取り組み、積極的に授業に参加してほしい。分からないことがあれば、遠慮なく担当教員に質問すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション/ TOEICについて      概要説明
2週 TOEICの写真問題について TOEIC 写真問題の要点、対策法を覚えること。
3週 Unit 1
リスニング問題の種類、特徴を把握すること。
リスニング・チャンク訳によりTOEIC問題に慣れること。
4週 Unit 2 リーディングの問題種類、時間配分を確認する。
品詞感覚を磨くことで、問題を問うスピードアップ。
5週 Unit 3
リスニング・ディクテーションによりTOEIC問題に慣れること。

6週 Unit 4
リーディングの問題種類、時間配分を確認すること。
リーディング・チャンク訳によりTOEIC問題に慣れること。
7週 読解まとめ
読解まとめ
8週 聴解まとめ
聴解まとめ
2ndQ
9週 Unit 5
 
リスニング・ディクテーションによりTOEIC問題に慣れること。
10週 Unit 6
リーディング・チャンク訳によりTOEIC問題に慣れること。
11週 Unit 7
リスニング・ディクテーションによりTOEIC問題に慣れること。

12週 Unit 8
リーディング・チャンク訳によりTOEIC問題に慣れること。
13週 Unit 9 リスニング・ディクテーションによりTOEIC問題に慣れること。
14週 前期まとめ
前期まとめ
15週 期末試験
期末試験
16週 答案返却・解答説明
答案返却・解答説明
後期
3rdQ
1週 イントロダクション
前期の内容を抑えながら、改めて後期の流れについて説明する
2週 TOEIC模擬テスト①
実践においてTOEIC新形式を理解すること。
3週 TOEIC模擬テスト②
実践においてTOEIC新形式を理解すること。
4週 Unit 10 TOEIC問題に慣れること。
5週 Unit 11
TOEIC問題に慣れること。
6週 Unit 12 TOEIC問題に慣れること。
7週 中間テスト対策 中間テスト対策
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 答案返却・解答説明
Unit 13
答案返却・解答説明
10週 Unit 14
TOEIC問題に慣れること。
11週 Unit 15 TOEIC問題に慣れること。
12週 Unit 16
TOEIC問題に慣れること。
13週 Unit 17
TOEIC問題に慣れること。
14週 授業まとめ、期末対策
 
授業まとめ、期末対策
15週 学年末試験 学年末試験
16週 答案返却・解答説明 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

中間試験期末試験小テストその他(提出物、授業参加)合計
総合評価割合20303020100
基礎的能力20303020100
専門的能力000