到達目標
1.情報源を電気信号に変換する概要が説明できる。
2.PCM方式の概要が説明できる。
3.アナログ、デジタル変調方式が説明できる。
4.各種多重分割伝送方式の概要が説明できる。
5.各種中継伝送方式の概要が説明できる。
6.各種有線伝送方式の概要が説明できる。
7.対流圏、および電離圏電波伝搬の概要が説明できる。
8.ヘテロダイン方式の概要が説明できる。
9.無線通信方式の形態が説明できる。
10.通信路における雑音の要因が説明できる。
11.通信系の雑音指数が計算できる。
12.通信放送システムの概要が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 情報源を電気信号に変換する概要が適切に説明できる | 情報源を電気信号に変換する概要が説明できる | 情報源を電気信号に変換する概要が説明できない |
評価項目2 | 各種多重分割伝送方式の概要が適切に説明できる | 各種多重分割伝送方式の概要が説明できる | 各種多重分割伝送方式の概要が説明できない |
評価項目3 | 無線通信方式の形態が適切に説明できる | 無線通信方式の形態が説明できる | 無線通信方式の形態が説明できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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教育方法等
概要:
情報の伝達手段について学習し、電気通信工学の基礎の習得と、今日実用に供されている各種通信方式の概要把握を目標とする。
本授業では通信に関する基礎学力を身につけることができる。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、適宜課題を実施する。
注意点:
授業内容で不明な点あれば放課後、土日曜日等を利用して随時質問すること。なお研究室はセキュリティのため常時施錠しているが、行先表示板が「在室」であれば、教官室に電話すること。また電気情報工学科棟は土日・祝祭日は施錠されているが、担当教官は出張時以外は在室しているので、電話連絡のこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
序論 |
通信の歴史と電気通信における基本構成が理解できる。
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2週 |
序論 |
通信に用いられる単位系、動作伝送量などの計算ができる。
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3週 |
情報源の性質 |
音声の性質とその電気信号変換が説明できる
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4週 |
情報源の性質 |
光、画像の性質とその電気信号変換が説明できる
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5週 |
情報源の性質 |
アナログ信号をデジタル信号源に変換する (PCM方式)原理が説明できる
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6週 |
情報源の性質 |
情報源の性質に関して、演習を交えて理解を深める。
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7週 |
中間試験 |
合格点をとる。
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8週 |
答案返却・解答説明 |
前期中間試験内容の理解を深める。
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2ndQ |
9週 |
変復調方式 |
アナログ変復調方式としての振幅変調と角度変調 (周波数変調と位相変調)の仕組みが説明できる。
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10週 |
変復調方式 |
デジタル変復調方式としてのASK、FSK、PSK方式の仕組みが説明できる。
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11週 |
変復調方式 多重通信方式 |
スペクトラム拡散方式の概要が説明できる。 周波数変換の原理が説明できる。
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12週 |
多重通信方式 |
周波数分割多重、時分割多重方式の概要が説明できる。
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13週 |
中継伝送方式 |
ヘテロダイン中継、検波再生中継、直接中継方式の概要が説明できる。
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14週 |
中継伝送方式 |
デジタル信号の中継方式が説明できる。
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15週 |
答案返却・解答説明 |
前期末試験内容の理解を深める。
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16週 |
有線伝送線路 |
導体伝送線路、光ファイバの仕組みが説明できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
電波伝搬 |
フリスの伝達公式を利用し、通信回線の設計ができる。
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2週 |
電波伝搬 |
対流圏伝搬、電離圏伝搬の仕組みが説明できる。
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3週 |
無線通信方式 |
無線通信形態、受信方式の特徴について説明できる。
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4週 |
無線通信方式 |
通信路の雑音について説明できる。
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5週 |
無線通信方式 |
無線システムにおける雑音指数が計算できる。
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6週 |
通信回路 |
RF増幅器、発振器の概要が説明できる
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7週 |
通信回路 |
PLLシンセサイザ、FM発振器等の概要が説明できる。
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8週 |
中間試験 |
合格点を取る
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4thQ |
9週 |
答案返却・解答説明 |
後期中間試験内容の理解を深める。
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10週 |
通信回路 |
ベース変調回路やリング変調回路、検波回路、デジタル位相変調回路などの概要が説明できる。
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11週 |
デジタル通信方式 |
信号解析との概要が説明できる
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12週 |
デジタル通信方式 |
各種変調方式における符号誤り率の概要が説明できる。
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13週 |
実用通信システム |
加入者電話系、移動体無線システムなどの概要が説明できる。
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14週 |
実用通信システム |
地上波デジタル放送、ITS、各種レーダ方式の概要が説明できる。
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15週 |
答案返却・解答説明 |
学年末試験内容の理解を深める。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |