日本語表現法

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0267 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『テスト式国語常識の総演習』(京都書房)、『基礎からの国語表現の実践』(京都書房)
担当教員 萬田 慶太

到達目標

1.漢字・仮名遣いなどが正しく使えること。
2.さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけること
3.文章の組み立て、すなわち構成能力を身につける。
4.実用的な文章を正しく書けるようにすること。
5.文章の展開や、スピーチのこつを身につけること。
6.社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることが適切にできるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができない
評価項目2実用的な文章を正しく書くことが適切にできる実用的な文章を正しく書くことができる実用的な文章を正しく書くことができない
評価項目3社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことが適切にできる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語を読む、書く、聞く、話すという四つの能力を身につけることは、人間力の形成のために必要である。それらの基礎能力、とりわけ語彙能力と文章表現能力の向上を目指すことを目的とする。高専4年時や大学1年時の学生には、基本的なレポートのような論理的文章を書く能力の育成が必要である。今後社会に出てゆくにあたって、日本語能力における基本を完成させる。語彙力や論理的文章の書き方に力を入れる。
授業の進め方・方法:
講義・問題演習を基本とする。適宜課題提出も課す。
また、授業内においてグループディスカッションも適宜織り込むこととする。
注意点:
積極的な授業参加、普段の課題内容を重視する。授業で進める範囲の半分は宿題とし、 毎週テキストを回収して評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、「国語常識の総演習」第1、2回 1.「国語常識の総演習」の演習
漢字を読む力、書く力、語彙力、文章表現・韻文・文学史、文法
といった、国語表現に必要な基礎学力を体得する。
2週 「国語常識の総演習」第3,4回
3週 「国語常識の総演習」第5,6回
4週 「国語常識の総演習」第7,8回
5週 「国語常識の総演習」第9,10回
6週 「国語常識の総演習」第11,12回
7週 中間試験
8週 答案返却、解答解説
4thQ
9週 『基礎からの国語表現の実践』基礎編 2.『基礎からの国語表現の実践』の演習 悪文の推敲や論理的な文章を書く能力、敬語や社会的な場面で必要になる書類の書き方を体得する。
10週 『基礎からの国語表現の実践』基礎編
11週 『基礎からの国語表現の実践』応用編
12週 『基礎からの国語表現の実践』応用編
13週 『基礎からの国語表現の実践』実践編
14週 『基礎からの国語表現の実践』実践編
15週
期末試験
16週 答案返却、解答解説、手紙の書き方

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000