信号処理

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 信号処理
科目番号 0282 科目区分 専門 / 選択必修/選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 樋口龍雄 , 川又政征 共著「ディジタル信号処理」(森北出版)
担当教員 平野 旭

到達目標

1.Z変換,離散フーリエ変換の計算ができる。
2.離散時間システムの基本事項が理解できる。
3.ディジタルフィルタの特性が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Z変換,離散フーリエ変換の計算が適切にできるZ変換,離散フーリエ変換の計算ができるZ変換,離散フーリエ変換の計算ができない
評価項目2離散時間システムの基本事項が適切に理解できる離散時間システムの基本事項が理解できる離散時間システムの基本事項が理解できない
評価項目3ディジタルフィルタの特性が適切に理解できるディジタルフィルタの特性が理解できるディジタルフィルタの特性が理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電子・情報通信システムの基盤技術であるディジタル信号処理について基本事項を学び,ディジタルフィルタについて理解することを目的とする。
授業の進め方・方法:
重要なポイントについて解説し、MATLABを用いた演習により、理解を深める。適宜、課題レポートを課す。
注意点:
教科書や参考書を繰り返して学習すること。質問事項や理解の出来ない点があれば質問すること。
新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 序論 信号の種類や信号処理の事例などについて説明できる
2週 離散時間信号 標本化定理について説明ができる
3週 離散フーリエ変換 離散フーリエ変換の説明と計算ができる
4週 高速フーリエ変換 高速フーリエ変換の説明と計算ができる
5週 ディジタルフィルタの基礎 ディジタルフィルタについて説明できる
畳み込みの説明と計算ができる
6週 Z変換 Z変換の性質と逆Z変換の説明と計算ができる
7週 中間試験
8週 答案返却・解答解説
2ndQ
9週 ディジタルフィルタの解析 ディジタルフィルタの周波数応答や安定性について説明できる
10週 周波数選択性ディジタルフィルタ 周波数選択性ディジタルフィルタの役割や特性について説明できる
11週 FIRフィルタ FIRフィルタの説明と特性計算ができる
12週 IIRフィルタ IIRフィルタの説明と特性計算ができる
13週 信号処理演習 MATLABを用いてフィルタ設計および信号処理ができる
14週 信号処理演習 MATLABを用いてフィルタ設計および信号処理ができる
15週 答案返却・解答解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000