情報理論

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報理論
科目番号 0288 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 三木 成彦,吉川 英機, 「情報理論」,(コロナ社)
担当教員 横瀬 義雄

到達目標

1.情報量,エントロピーの意味を理解し,計算が容易にできること
2.シャノンの符号化,ハフマンの符号化について理解する
3.情報源の拡大方法を理解する
4.各種圧縮に関する符号化法を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報量の応用計算ができる。情報量の計算ができる。情報量の計算ができない。
評価項目2各種情報量の応用計算ができる。各種情報量の計算ができる。各種情報量の計算ができない。
評価項目3各種符号化の応用ができる。各種符号化ができる。各種符号化ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 情報理論は情報工学の一分野であり,情報・通信を数学的に論じる教科である。講義では確率論,情報量と符号化法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
 講義および演習を基本とする。適宜,小テストや演習を実施し,課題を課す。
注意点:
 質問事項や理解の出来ない点があれば,適宜指導教員に質問し,講義内容を完全に理解すること。
 わからないところを残すことの無いようにすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要
確率の基礎
情報理論の概要
集合,試行,確率,平均,条件付確率
2週 情報源符号化 情報源のモデル,情報量
3週 情報源符号化 エントロピー
4週 情報源符号化 情報源符号化・平均符号長
5週 情報源符号 シャノンの符号化定理
6週 情報源符号 ランレングス符号
7週 中間試験 中間試験
8週 答案返却・解答説明 答案返却・解答説明
4thQ
9週 情報源符号 ランレングス・ハフマン符号
10週 情報源符号 算術符号
11週 情報源符号 ZL符号
12週 各種情報量 結合エントロピー
13週 各種情報量 条件付きエントロピー
14週 各種情報量 相互情報量
マルコフ情報源のエントロピー
15週 答案返却・解答説明 答案返却・解答説明
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000