応用電子回路

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用電子回路
科目番号 0289 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 使用しない
担当教員 藤井 敏則

到達目標

1.オペアンプの構造と動作特性について理解できる
2.オペアンプの電気特性について理解し、適切に扱うことができる。
3.ADコンバータの構造と動作特性について理解できる。
4.ADコンバータの電気特性について理解し、適切に扱うことができる
5.発振器の構造と動作特性、電気特性について理解できる。
6.プリント基板を使った回路設計の注意点について理解できる
7.プリント基板を使った回路を設計できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1オペアンプの電気特性について理解し、適切に扱うことができるオペアンプの電気特性について理解し、扱うことができるオペアンプの電気特性について理解できず、扱うことができない
評価項目2ADコンバータの電気特性について理解し、適切に扱うことができるADコンバータの電気特性について理解し、扱うことができるADコンバータの電気特性について理解できず、扱うことができない
評価項目3プリント基板を使った回路を設計が適切にできるプリント基板を使った回路を設計できるプリント基板を使った回路を設計できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
オペアンプやADコンバータ、発振回路について、構造や動作を理解し、設計に必事な電気特性を理解する。また、回路設計の手法について理解する。
授業の進め方・方法:
講義と演習を基本とし、定期テスト以外に小テスト、課題レポートを課す
注意点:
電気回路,電子回路理論のほかに, 過渡現象、共振現象、ラプラス変換の数学理論を活用して授業を進める。これらの内容を理解した上で授業にのぞむこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 電子回路設計について知る。
2週 オペアンプについて オペアンプの構造と動作、電気特性を理解する。
3週 オペアンプについて オペアンプの構造と動作、電気特性を理解する。
4週 ADCについて ADコンバータの構造と動作、電気特性を理解する。
5週 ADCについて ADコンバータの構造と動作、電気特性を理解する。
6週 発振回路について 発振回路の構造と動作、電気特性を理解する。
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
4thQ
9週 基板設計の基礎事項 プリント基板について知る。
10週 基板設計演習 プリント基板を使った回路設計(配線、雑音など)から製作まで行うことができる。
11週 基板設計演習 プリント基板を使った回路設計(配線、雑音など)から製作まで行うことができる。
12週 基板設計演習 プリント基板を使った回路設計(配線、雑音など)から製作まで行うことができる。
13週 基板設計演習 プリント基板を使った回路設計(配線、雑音など)から製作まで行うことができる。
14週 基板設計演習 プリント基板を使った回路設計(配線、雑音など)から製作まで行うことができる。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。4後2,後3
演算増幅器の特性を説明できる。4後2,後3
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。4後2,後3
発振回路の特性、動作原理を説明できる。4後6

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000