基礎数学AⅡ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 基礎数学AⅡ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 新井一道 他著「新基礎数学」(大日本図書)
担当教員 川勝 望

到達目標

1.べき関数,分数関数,無理関数などのグラフがかけること。
2.指数関数,対数関数の性質を理解し,グラフがかけること。
3.三角関数の性質を理解し,その応用ができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1べき関数,分数関数,無理関数などのグラフをかくことが適切にできるべき関数,分数関数,無理関数などのグラフをかくことができるべき関数,分数関数,無理関数などのグラフをかくことができない
評価項目2指数関数,対数関数の性質を理解し,グラフをかくことが適切にできる指数関数,対数関数の性質を理解し,グラフをかくことができる指数関数,対数関数の性質を理解できず,グラフをかくことができない
評価項目3三角関数の性質を理解し,その応用が適切にできる三角関数の性質を理解し,その応用ができる三角関数の性質を理解できず,その応用ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基礎数学AⅠに続き,高専数学のための基礎づくりを目的としている。指数関数,対数関数,三角関数などを学習し,数学的な考え方や計算技術などの習得を目指す。
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする。適宜,小テストや課題レポートを課す。
注意点:
これから学んでいく数学および専門科目の基礎中の基礎なので,分からないところを残しておくと進級が難しくなります。基本的なことから始めて授業を進める予定です。数学の学習は授業内容を復習し,実際に自分で手を動かして問題を解いてみることが大事です。もし,授業を聴いてわからないところはどんどん質問してください。随時質問は受け付けます。基礎数学AⅠから引き続き勉強する広い数学の世界を楽しんで行ってほしいと思います。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 いろいろな関数 分数関数・無理関数
2週 分数関数・無理関数 分数関数・無理関数
3週 逆関数 逆関数
4週 指数関数 累乗根・指数の拡張
5週 指数関数 指数関数の性質とグラフ
6週 対数関数 対数の性質
7週 対数関数 対数関数の性質とグラフ
8週 中間試験
4thQ
9週 三角比とその応用 三角比
10週 三角比とその応用 三角形への応用
11週 三角関数 三角件数の性質とグラフ
12週 三角関数 三角件数の性質とグラフ
13週 加法定理 加法定理
14週 三角関数の合成 三角関数の合成
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2後1
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。2後3
無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2後2
関数のグラフと座標軸との共有点を求めることができる。2後3
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。2後4
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2後5
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。2後5
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。2後6
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2後7
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。2後7
三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。2後9
角を弧度法で表現することができる。2後9,後10
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2後11
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。2後13
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。2後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75000250100
基礎的能力75000250100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000