コンクリート工学Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンクリート工学Ⅰ
科目番号 0053 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 大塚浩司ほか「コンクリート工学[第3版]」(朝倉書店)
担当教員 三村 陽一

到達目標

1.コンクリートの特徴などについて説明できること
2.コンクリートの材料の性質などについて説明できること
3.フレッシュコンクリートの性質について説明できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンクリートの特徴などについて適切に説明できるコンクリートの特徴などについて説明できるコンクリートの特徴などについて説明できない
評価項目2コンクリートの材料の性質などについて適切に説明できるコンクリートの材料の性質などについて説明できるコンクリートの材料の性質などについて説明できない
評価項目3フレッシュコンクリートの性質について適切に説明できるフレッシュコンクリートの性質について説明できるフレッシュコンクリートの性質について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
公共性が特に重視される構造物を構築する上で,その安全性及び耐久性を満足させるには,建設材料に関する十分な知識は欠くことはできない。ここでは建設材料の中でも特にコンクリートを熟知し,その基礎から応用を理解するための学習をする。また.そのためにはどのような試験を行うぺきかについても学習する。本授業は就職および進学の両方に関連する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とする。
注意点:
環境都市工学科の基礎となるので,十分理解すること。休み時間や放課後に随時質問を受付けるので適宜相談すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 序章 1.序章
コンクリートの特徴
2週 セメント 2.コンクリート用材料
セメント.水,骨材,混和材料の特徴
3週 セメント
4週 セメント
5週
6週 骨材
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 骨材
10週 骨材
11週 混和材料
12週 混和材料
13週 フレッシュコンクリート 3.フレッシュコンクリート
ワーカビリティー,材料の分離.空気量,初期性状
14週 フレッシュコンクリート
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。4
各種セメントの特徴、用途を説明できる。4
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。4
骨材の種類、特徴について、説明できる。4
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。4
コンクリートの長所、短所について、説明できる。4
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力0000000
専門的能力80002000100
分野横断的能力0000000