到達目標
1.生態系の概念を理解する。
2.微生物の構造と機能を習得する。
3.微生物の分類ができるようになる。
4.微生物の代謝について理解する。
5.生物の変遷・多様性について理解する。
6.生物の遺伝について理解する。
7.生物・微生物の環境中での役割を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生態系の概念とその構成要素、各構成要素の相互作用について理解できる。 | 生態系の概念を理解できる。 | 生態系の概念を理解できない。 |
評価項目2 | 生物を構成する細胞の構成について理解することで、生物の多様性とエネルギー代謝の普遍性について理解できる。 | 生物を構成する細胞の構成、分類および代謝について理解できる。 | 生物を構成する細胞の構成について理解できない。 |
評価項目3 | 生物・微生物の環境中における役割を理解することで、人間活動と自然環境との関わりについて理解できる。 | 生物・微生物の環境中における役割を理解できる。 | 生物・微生物の環境中における役割を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
本科目は、就職・進学の両方に関係する。環境関連の専門科目の基礎となる生態学について学ぶ。生態系を構成している
生物・微生物の基礎を学習し、環境中での物質循環における役割や産業への応用事例まで学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は講義を主体に行い、適宜レポートを課す。評価は定期試験80%+授業態度20%=100%(100点)とし、 60%以上を合格とする。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生態系概説についての講義 |
生態系の概念を理解できる。
|
2週 |
生物の分類についての講義 |
生物の分類を理解できる。
|
3週 |
細胞の構造についての講義 |
生物を構成する細胞の構造と多様性について理解できる。
|
4週 |
細胞内物質についての講義 |
細胞を構成する各種物質(核酸・アミノ酸等)について理解できる。
|
5週 |
顕微鏡を用いた顕微鏡観察実験 |
顕微鏡観察により細胞構造の多様性について理解できる。
|
6週 |
生物の分類・同定についての講義 |
生物の分子生物学的同定分類法について理解できる。
|
7週 |
生物の増殖についての講義 |
生物のエネルギー獲得機構(同化・異化)について理解できる。
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
試験解答と説明 |
|
10週 |
生物の多様性についての講義 |
地球環境を構成する生物種の多様性について理解できる。
|
11週 |
生態系の遷移についての講義 |
生態系の構成を決定付ける因子(温度と降雨量)について理解できる。
|
12週 |
生態系を構成する生物種についての講義 |
食物網を通じた生態系におけるエネルギーの流れについて理解できる。
|
13週 |
生態系における物質・エネルギー循環に関する講義 |
生態系における炭素・窒素・酸素および水素の循環について理解できる。またそこに形成されるエネルギーの流れについて理解できる。
|
14週 |
生態系を応用した環境技術についての講義 |
生物を応用した産業技術や環境・生態系修復技術について理解できる。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
試験解答と説明 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 4 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 4 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |