到達目標
1.地球と人類の歴史について理解し、説明できること。
2.地球環境問題の現状と原因を理解し、説明できること。
3.エネルギー問題と持続可能な社会について理解し、説明できること。
4.公害問題と環境政策について理解し、説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境問題を理解し、3つ以上例を上げて説明できる | 環境問題を理解し、2つ以上例を上げて説明できる | 環境問題を理解し、例を上げて説明できない |
評価項目2 | 循環資源を理解し、適切な処理法を理解し、説明できる | 循環資源を理解し、適切な処理法を述べるとができる | 循環資源を理解できず、適切な処理法を述べることができない |
評価項目3 | 複数の環境問題の課題を理解し、このそれぞれに対策を説明できる | 環境問題の課題を理解し、この対策を説明できる | 環境問題の課題を理解できず、この対策も説明できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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教育方法等
概要:
地球規模の環境問題が顕在化してきている。これを踏まえ、環境問題の現状とその要因、評価手法、法体系を学ぶ。主たる内容は地球規模の環境問題、公害、資源とエネルギー、廃棄物問題、生態系の保全についてである。本授業は進学と就職に関連する。また、進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜、紹介する。
授業の進め方・方法:
地球・地域環境の理解を目的に講義を行う。特に、理解度を把握するためにレポート提出等の指導を行う。
注意点:
これから、環境工学を学んで行く上での概要を学ぶ科目です。環境問題の全体をとらえて、何が原因で問題が発生したか、どのような対策がなされ、また技術開発がなされているかや法規制等について、予習や復習あるいはweb検索などを行うなどして取り組んでください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
総説、地球の物質循環 |
地球の成り立ち・物質循環を理解する。
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2週 |
地球温暖化 |
地球温暖化について理解し、説明できる。
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3週 |
オゾン層の破壊・酸性雨・森林破壊と砂漠化 |
オゾン層の破壊・酸性雨・森林破壊と砂漠化について理解する。
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4週 |
海洋汚染・開発途上国の環境問題・生物多様性の危機 |
海洋汚染・開発途上国の環境問題・生物多様性の危機について理解する。
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5週 |
人類とエネルギー |
人類とエネルギーの歴史および枯渇性資源と再生可能資源について理解する。
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6週 |
中間試験まとめ |
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
答案返却・解答説明
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4thQ |
9週 |
技術者に必要な倫理観 |
技術者に必要な倫理観について理解する。
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10週 |
持続可能な社会 |
持続可能な社会・低炭素社会について理解する。
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11週 |
公害問題 |
典型七公害および国内における公害の歴史を理解する。
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12週 |
公害病 |
四大公害病について理解する。
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13週 |
環境政策 |
環境政策について理解する。
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14週 |
期末試験まとめ |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却・解答説明 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 地球規模の環境問題を説明できる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後9 |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 4 | 後11,後12 |
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。 | 4 | 後11,後12 |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 4 | 後4 |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 4 | 後1 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |