英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語Ⅴ
科目番号 0059 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 溝口優美子ほか『Score Booster for the TOEIC L&R Test Pre-Intermediate』(金星堂),田中茂範編著『MEW Exercise Book Frontier 1600』(いいずな書店)
担当教員 蒲地 祐子

到達目標

1.TOEIC®の出題形式に慣れ,各問題形式の傾向を把握しながら,リスニング問題に正確に応答することができる。
2.TOEIC®に頻出する語彙や表現,文法構造を理解し,リーディング問題に正確に応答することができる。
3.理工系英語の礎となる自然科学分野および人文社会系分野の基礎的な語彙・表現を理解し,適切に再現したり読解したりすることができる。


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC®の出題形式に慣れ,各問題形式の傾向を把握しながら,リスニングセクションの問題に極めて正確に応答することができる。TOEIC®の出題形式に慣れ,各問題形式の傾向を把握しながら,リスニングセクションの問題にある程度正確に応答することができる。TOEIC®の出題形式に慣れ,各問題形式の傾向を把握しながら,リスニングセクションの問題に正確に応答することができない。
評価項目2TOEIC®に頻出する語彙や表現,文法構造を理解し,リーディングセクションの問題に極めて正確に応答することができる。TOEIC®に頻出する語彙や表現,文法構造を理解し,リーディングセクションの問題にある程度正確に応答することができる。TOEIC®に頻出する語彙や表現,文法構造を理解し,リーディングセクションの問題に正確に応答することができない。
評価項目3理工系英語の礎となる自然科学分野および人文社会系分野の基礎的な語彙・表現を理解し,極めて適切に再現したり読解したりすることができる。理工系英語の礎となる自然科学分野および人文社会系分野の基礎的な語彙・表現を理解し,適切に再現したり読解したりすることができる。理工系英語の礎となる自然科学分野および人文社会系分野の基礎的な語彙・表現を理解し,適切に再現したり読解したりすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
テキストの演習により,中学からこれまでに学んだ英語の基礎を定着させ,会話やTOEICなどの資格試験で使えるようになるためのトレーニングを行う。前期は,TOEICテキストを用いて,編入学試験対策の基礎ともなる文法力を強化する。後期は,科学の不思議を扱った教科書の読解演習を通じて,まとまった量の英文を読んで的確に文意を理解する力をつける。本授業は就職と進学に関連し,コミュニケーション力を高めることができる。
理工系英語の基礎となる,自然科学系の語彙・表現について,英語で内容を理解し,適切に再現したり表現したりする基礎を養う。
授業の進め方・方法:
週2回の授業であり,一方は教室でTOEIC®形式の問題演習を実施する。
もう一方はパソコン演習室にてMEWを用いた学習とディクテーション,シャドーイングを行う。
毎週単語テストを実施する。

注意点:
授業にはテキスト・辞書を必ず持参すること。
予習・復習を前提に授業を行うので,怠らないこと。疑問点は遠慮無く授業中や空き時間に質問するように。
授業内活動に加えて自主学習をしっかり行うことにより,英語力を伸ばしひいてはTOEIC点も上昇させること。
週2回の授業のため,最終週の1回分を期末試験より前に実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明
教室:Unit1
演習室:Week1
旅行に関する語句・表現を覚える
名詞を学ぶ(数えられる名詞・数えられない名詞)
2週 教室:Unit2
演習室:Week2
レストランや食事・料理に関する語句・表現を覚える
形容詞を学ぶ
3週 教室:Unit3
演習室:Week3
メディアに関する語句・表現を覚える
副詞を学ぶ
4週 教室:Unit4
演習室:Week4
エンターテインメントに関する語句・表現を覚える
時制を学ぶ(現在・過去・未来・現在進行形)
5週 教室:Unit5
演習室:Week5
買い物に関する語句・表現を覚える
主語と動詞の一致を学ぶ
6週 教室Unit6
演習室:Week6
顧客との取引に関する語句・表現を覚える
能動態・受動態を学ぶ(感情を表す表現)
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 教室:Unit7
演習室:Week7
求人・採用に関する語句・表現を覚える
動名詞・不定詞を学ぶ
10週 教室:Unit8
演習室:Week8
人事に関する語句・表現を覚える
代名詞を学ぶ(主格・所有格・目的格・所有代名詞)
11週 教室:Unit9
演習室:Week9
広告・宣伝に関する語句・表現を覚える
比較を学ぶ(比較級,最上級,as … as)
12週 教室:Unit10
演習室:Week10
会議に関する語句・表現を覚える
前置詞を学ぶ(理由・譲歩・時,定型表現)
13週 教室:Unit11
演習室:Unit12
U11予算・費用に関する語句・表現を覚える
接続詞を学ぶ(理由・譲歩・時)
U12オフィスに関する語句・表現を覚える
前置詞と接続詞の違いを学ぶ
14週 教室:Unit13
演習室:Unit14
教室:Unit15(前倒し授業)
U13日常生活に関する語句・表現を覚える
関係代名詞を学ぶ(主格・目的格・所有格)
U14営業・販売促進に関する語句・表現を覚える
語彙の結びつきを学ぶ①(名詞・形容詞)
U15イベント(セミナー・講習会など)に関する語句・表現を覚える
語彙の結びつきを学ぶ②(動詞・副詞)
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明
夏休み課題の説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3

評価割合

試験小テスト課題点態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000