到達目標
1.水道の歴史と役割を理解し、説明できる
2.急速ろ過法を理解し、説明できる
3.凝集沈殿の仕組みを理解し、説明できる
4.塩素剤の残留性と消毒効果を理解し、説明できる
5.高度浄水処理普及の背景と処理対象物を理解し、説明できる
6.活性炭処理を理解し、説明できる
7.膜ろ過を理解し、説明できる
8.季節による貯水池の水質変動を理解し、説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 水道の歴史と役割を理解し、適格に説明できる | 水道の歴史と役割を理解し、説明できる | 水道の歴史と役割を説明できない |
評価項目2 | 急速ろ過法を理解し、適格に説明できる | 急速ろ過法を理解し、説明できる | 急速ろ過法を説明できない |
評価項目3 | 凝集沈殿の仕組みを理解し、適格に説明できる。 | 凝集沈殿の仕組みを理解し、説明できる | 凝集沈殿の仕組みを説明できない。 |
評価項目4 | 塩素剤の残留性と消毒効果を理解し、適格に説明できる | 塩素剤の残留性と消毒効果を理解し、説明できる | 塩素剤の残留性と消毒効果を説明できない |
評価項目5 | 高度浄水処理普及の背景と処理対象物を理解し、適格に説明できる | 高度浄水処理普及の背景と処理対象物を理解し、説明できる | 高度浄水処理普及の背景と処理対象物を説明できない |
評価項目6 | 活性炭処理を理解し、適格に説明できる | 活性炭処理を理解し、説明できる | 活性炭処理を説明できない |
評価項目7 | 膜ろ過を理解し、適格に説明できる | 膜ろ過を理解し、説明できる | 膜ろ過を説明できない |
評価項目8 | 季節による貯水池の水質変動を理解し、適格に説明できる | 季節による貯水池の水質変動を理解し、説明できる | 季節による貯水池の水質変動を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近年のかび臭発生問題や塩素消毒で不活化できない水系感染症の発生などに備えた、より安全でおいしい水道水供給のために必要な浄水処理法に関する知識や技術を学ぶ。本科目は就職と進学に関連する。
授業の進め方・方法:
教科書、参考資料、参考ビデオなどを教材にして講義を行う。単元ごとに学習シートに学習内容や課題をまとめて提出すること。
注意点:
専門用語の理解し自分の言葉で説明できるようにしましょう。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
水道の歴史と役割 |
水道の歴史と役割を理解する
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2週 |
水道の三要素、浄水法、浄水施設 |
浄水施設と浄水法を理解する
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3週 |
急速ろ過、凝集沈殿、フロック形成過程 |
急速ろ過法(凝集沈殿、フロック形成過程)の仕組みを理解する
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4週 |
塩素剤の消毒効果 |
塩素剤の残留性と消毒効果を理解する
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5週 |
不連続点塩素処理と結合塩素処理 |
アンモニアがある場合とない場合の塩素処理を理解する
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6週 |
高度浄水処理、トリハロメタン、かび臭物質 |
高度浄水処理普及の背景と処理対象物を理解する
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7週 |
自浄作用と生物処理、生物膜 |
高度浄水処理(生物処理)を理解する
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
答案返却・解答解説、各種の高度浄水処理 |
高度浄水処理(オゾン処理と活性炭処理)を理解する
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10週 |
活性炭処理 |
活性炭処理(粉末、粒状、生物)を理解する
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11週 |
膜ろ過 |
膜ろ過の種類と処理対象物の大きさを理解する
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12週 |
季節による貯水池の水質変動、水温躍層の形成 |
季節による貯水池の水質変動を温度躍層の形成から理解する
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13週 |
水道の課題(水系感染症と原虫) |
水道の課題(水系感染症と原虫対策)を理解する
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14週 |
水道の課題(かび臭問題) |
水道の課題(かび臭問題)の根本と対策を理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却・解答解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 4 | |
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。 | 4 | |
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。 | 4 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 4 | |
水道の役割、種類を説明できる。 | 4 | |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |