到達目標
1.構造・土質・水理・環境・土木計画等の基礎的な演習問題を解くことができる。
2.エンジニアリングに関わる倫理を理解し,技術者としての基礎的な適性に関する演習問題を解くことができる。
3.社会基盤整備に関する課題を抽出・整理した上で,その解決策を提案することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 |
構造・土質・水理・環境・土木計画等の基礎的な演習問題を解くことができる。 |
構造・土質・水理・環境・土木計画等の基礎的な演習問題を解くことがある程度できる。 |
構造・土質・水理・環境・土木計画等の基礎的な演習問題を解くことができない。 |
評価項目2 |
エンジニアリングに関わる倫理を理解し,技術者としての基礎的な適性に関する演習問題を解くことができる。 | エンジニアリングに関わる倫理を理解し,技術者としての基礎的な適性に関する演習問題を解くことがある程度できる。 | エンジニアリングに関わる倫理を理解し,技術者としての基礎的な適性に関する演習問題を解くことができない。 |
評価項目3 | 社会基盤整備に関する課題を抽出・整理した上で,その解決策を提案することができる。 | 社会基盤整備に関する課題を抽出・整理した上で,その解決策を提案することがある程度できる。 | 社会基盤整備に関する課題を抽出・整理した上で,その解決策を提案することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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JABEE 環境都市(H)
説明
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教育方法等
概要:
これまでに学習してきた専門科目や技術者として求められる倫理観について、演習を行うことで理解を深めることを目的とする。また、プロジェクトを推進する上で必要となる課題発掘・分析、プロジェクト企画・立案能力を実践演習を通じて体得する。なお、本科目で得られた知識は、公務員試験、入社試験および編入学試験などにも活かせるため、就職・進学・資格取得に関連する。
授業の進め方・方法:
講義の前半は、環境都市工学に関わる専門科目や倫理等の適性科目について、技術士第一次試験レベルの問題を題材とした演習を通じ、理解を深める。講義の後半は、実際の都市・地域を題材として、グループディスカッションを通じてその都市・地域の課題を抽出し、統計資料等の裏付けを得た上で、その問題・課題を解決する仮説を立てた上で実施すべきプロジェクトを提案する。これらの演習を通じ、¥実務に近い内容での作業を通して,リーダーシップ,チーム内でのコミュニケーション,協調性,問題解決能力,計画的に作業をすすめる能力,成果の概要を説明する能力など,実際に仕事をするときに必要な様々な能力を身に付ける。
注意点:
単位取得のためには、課題の提出を必須とする。 関連する科目の教科書、ノート等を持参すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
専門科目(1) |
環境都市工学系力学系科目・計画系科目の基礎レベルの問題が解ける
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2週 |
専門科目(2) |
環境都市工学系力学系科目・計画系科目の基礎レベルの問題が解ける
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3週 |
基礎科目・適性科目(1) |
環境都市工学系適性科目・基礎科目の基礎レベルの問題が解ける
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4週 |
基礎科目・適性科目(2) |
環境都市工学系適性科目・基礎科目の基礎レベルの問題が解ける
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5週 |
専門科目(3) |
環境都市工学系力学系科目・計画系科目の基礎レベルの問題が解ける
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6週 |
総合演習(1) |
技術士第一次試験に合格するレベルまで問題が解けるようになる
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7週 |
総合演習(2) |
技術士第一次試験に合格するレベルまで問題が解けるようになる
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8週 |
中間試験 |
環境都市工学系専門科目・適性科目・基礎科目の基礎レベルの問題が解ける
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4thQ |
9週 |
デザインテーマの設定 |
都市や地域が抱える問題を抽出し,課題設定ができる。
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10週 |
問題構造分析 |
抽出した都市や地域が抱える問題に対し,その問題構造を分析し,データで裏付けることができる。
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11週 |
仮説設定 |
検討した問題・課題を解決するためのアプローチを検討することができる。
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12週 |
企画立案(1) |
検討した問題・課題を解決するためのアプローチを踏まえ,具体的な解決方策を企画することができる。
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13週 |
企画立案(2) |
企画した解決方策に対し,サウンディング等を行い精度を高めるプロセスを理解・実践することができる。
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14週 |
プロジェクト企画発表 |
プロジェクトの企画をわかりやすく的確に発表できる
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15週 |
期末試験 |
課題の理解度,問題解決能力を問う記述問題,
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16週 |
まとめ |
プロジェクト企画書を取り纏めて提出できる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 20 | 0 | 0 | 20 | 0 | 50 |