Steel Structure Ⅰ

Course Information

College Kure College Year 2024
Course Title Steel Structure Ⅰ
Course Code 0095 Course Category Specialized / 選択必修
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Civil and Environmental Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 舘石和雄:鋼構造学(改訂版)土木・環境系コアテキストシリーズ (コロナ社)
Instructor Kawamura Shinichi

Course Objectives

1.鋼構造物の種類や特徴を理解している。
2.橋梁の計画,設計,施工,維持管理の概略を理解している。
3.鋼橋を構成する部材の力学的特性を理解している。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鋼構造物の種類や特徴を理解し,わかりやすく説明できる。鋼構造物の種類や特徴を理解している。鋼構造物の種類や特徴をほとんど理解していない。
評価項目2橋梁の計画,設計,施工,維持管理の概略を理解し,わかりやすく説明できる。橋梁の計画,設計,施工,維持管理の概略を理解している。橋梁の計画,設計,施工,維持管理の概略をほとんど理解していない。
評価項目3鋼橋を構成する部材の力学的特性をふまえ,部材の安全性照査を適切に行うことができる。鋼橋を構成する部材の力学的特性を理解し,部材の安全性照査ができる。鋼橋を構成する部材の力学的特性をほとんど理解していない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) See Hide
JABEE 環境都市(F) See Hide

Teaching Method

Outline:
土木分野の代表的な鋼構造物である鋼橋を対象として,鋼材の性質を踏まえ,長期にわたって健全な鋼構造物を計画・設計・施工・維持管理するために必要となる知識と設計に関する基本的な考え方を教授する。
Style:
教科書に沿って鋼橋の特徴,計画,設計,施工,維持管理に関して講義する。
オンライン授業・対面授業にかかわらず,資料配布・宿題等提出等はTeamsで行う。
オンライン授業の場合は,同時双方向授業をTeams会議で行う。
【自学自習の実施内容と確認方法】(学修単位は,1単位当たり15時間の授業と30時間の自学自習が必要です。)
予習: 授業で進む範囲の教科書を読んで,予備知識をつけて授業に臨むこと。
復習: 授業中に配布したプリント・宿題や演習問題を解いて理解度をチェックする。Teams課題で宿題の提出をさせポートフォリオとして評価する。
Notice:
鋼構造はコンクリート構造とならんで,社会基盤施設に多用される構造である。橋梁の設計では,材料の特性や構造形式の特徴を生かしたデザインが重要である。しっかりと基礎を学んで構造物のデザインに生かせるようになってほしい。
提出物等は各自でオリジナルのものを作成すること。他の学生の提出物やインターネット上の文書の丸写しなど盗作に当たるようなものは合格点を与えない。
(5/16~6/20)広島県に緊急事態宣言が発令され授業回数が週2回となった。授業日および授業計画の変更はTeamsに掲載しているので確認しておくこと。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st ガイダンス
1章 鋼構造物概論
鋼の特徴,鋼構造物の歴史,土木分野における鋼構造の適用について説明できる
2nd 2章 鋼構造物の設計法 鋼構造の設計法の概要について説明できる
3rd 3章 鋼材 鋼材の応力ひずみ関係,規格,強度などの説明ができる
4th 4章 引張を受ける部材の力学 引張を受ける部材の力学特性およびその設計法について説明できる
5th 5章 圧縮を受ける部材の力学 圧縮を受ける部材の力学特性およびその設計法について説明できる
6th 6章 ねじりを受ける部材の力学 ねじりを受ける部材の力学特性およびその設計法について説明できる
7th 7章 曲げを受ける部材の力学 曲げを受ける部材の力学特性およびその設計法について説明できる
8th 中間試験
4th Quarter
9th 答案返却・解答説明
8章 組合せ外力を受ける部材の設計
組合せ外力を受ける部材の照査方法部ついて説明できる
10th 9章 溶接継手 溶接継手について説明できる
11th 10章 高力ボルト継手 高力ボルト継手について説明できる
12th 11章 腐食と防食 鋼材の腐食と防食について説明できる
13th 12章 疲労 疲労破壊の概要と設計法について説明できる
14th 13章 製作 鋼の製造,鋼構造部材の製作に関する事項を説明できる
15th 期末試験
16th 答案返却・解答説明

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000