環境生物工学

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境生物工学
科目番号 0096 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 及川 栄作

到達目標

1.微生物の細胞構造や構成分子および細胞構造を理解し、説明できる。
2.微生物の培養条件、培地と培養法を適格に理解し、説明できる。
3.微生物の増殖とエネルギー獲得機構を理解し、説明できる。
4.微生物の物質代謝と細胞内輸送機構を理解し、説明できる。
5.タンパク質の構造を理解し、説明できる。
6.酵素反応速度論について理解し、説明できる。
7.生物による環境修復技術(バイオレメディエーション、ファイトレメディエーション)を理解し、説明できる。
8.環境バイオテクノロジーの実践例を理解し、微生物燃料電池等の例をあげて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微生物の細胞構造や構成分子および細胞構造を理解し、適格に説明できる微生物の細胞構造や構成分子および細胞構造を理解し、説明できる微生物の細胞構造や構成分子および細胞構造を説明できない
評価項目2微生物の培養条件、培地と培養法を適格に理解し、説明できる微生物の培養条件、培地と培養法を理解し、説明できる微生物の培養条件、培地と培養法を説明できない
評価項目3微生物の増殖とエネルギー獲得機構を理解し、適格に説明できる微生物の増殖とエネルギー獲得機構を理解し、適格に説明できる微生物の増殖とエネルギー獲得機構を説明できない
評価項目4微生物の物質代謝と細胞内輸送機構を理解し、適格に説明できる微生物の物質代謝と細胞内輸送機構を理解し、説明できる微生物の物質代謝と細胞内輸送機構を理解し、説明できない
評価項目5タンパク質の構造を理解し、適格に説明できることタンパク質の構造を理解し、説明できることタンパク質の構造を理解し、説明できない
評価項目6酵素反応速度論について理解し、適格に説明できること酵素反応速度論について理解し、説明できること酵素反応速度論について理解し、説明できない
評価項目7生物による環境修復技術(バイオレメディエーション、ファイトレメディエーション)を理解し、適格に説明できる生物による環境修復技術(バイオレメディエーション、ファイトレメディエーション)を理解し、説明できる生物による環境修復技術(バイオレメディエーション、ファイトレメディエーション)を説明できない。
評価項目8環境バイオテクノロジーの実践例を理解し、微生物燃料電池等の例をあげて説明できる環境バイオテクノロジーの実践例を理解して説明できる環境バイオテクノロジーの実践例を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる
JABEE 環境都市(E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
主に微生物を応用した環境バイオテクノロジー技術の修得を目的とする。講義は微生物学、生物化学、タンパク質工学などの多岐にわたる。本授業は進学と就職に関連する。また、進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜紹介する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、理解を深めるための学習シートや適宜レポート課題を課す。
注意点:
微生物学や遺伝子工学概論の受講が望まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 微生物学の概要 微生物の細胞構造や構成分子および細胞構造を理解し、説明できる。
2週 微生物の培地と栄養 微生物の培養条件、培地と培養法を適格に理解し、説明できる。
3週 微生物の増殖とエネルギー獲得メカニズム 微生物の増殖とエネルギー獲得機構を理解し、説明できる。
4週 微生物の増殖とエネルギー獲得メカニズム 同上
5週 微生物の物質代謝と細胞内輸送 微生物の物質代謝と細胞内輸送機構を理解し、説明できる。
6週 微生物の物質代謝と細胞内輸送 同上
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
タンパク質の構造
タンパク質の構造を理解し、説明できる。
4thQ
9週 タンパク質の構造 同上
10週 酵素反応速度論 酵素反応速度論について理解し、説明できる。
11週 酵素反応速度論 同上
12週 生物による環境修復技術 生物による環境修復技術(バイオレメディエーション、ファイトレメディエーション)を理解し、説明できる。
13週 生物による環境修復技術 同上
14週 環境バイオテクノロジーの実践例、微生物燃料電池等 環境バイオテクノロジーの実践例を理解し、微生物燃料電池等の例をあげて説明できる。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境土壌汚染の現状を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力000002020
専門的能力800000080
分野横断的能力0000000