コミュニケーション英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コミュニケーション英語Ⅱ
科目番号 0134 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 森沢洋介『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(ベレ出版),Mark D. Stafford『Successful Keys to the TOEIC(R) Listening and Reading Test 1 4th edition』(桐原書店)
担当教員 蒲地 祐子

到達目標

1. 学習する文法事項を理解できること
2. 学習する英語表現を瞬間的に正確な発音で発話できるようになること
3. TOEICテストの基本的文法問題に対応できるようになること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1学習する文法事項を正確に理解できる学習する文法事項を理解できる学習する文法事項を理解できない
評価項目2学習する英語表現を瞬間的に正確な発音で発話できる学習する英語表現を瞬間的にほぼ正確な発音で発話できる学習する英語表現を瞬間的に正確な発音で発話できない
評価項目3TOEICテストの基本的文法問題に適切に対応できるTOEICテストの基本的文法問題に対応できるTOEICテストの基本的文法問題に適切対応できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
テキストの演習により,中学からこれまでに学んだ英語の基礎を定着させ,会話やTOEICなどの資格試験で使えるようになるためのトレーニングを行う。同時に,TOEICテキストを用いて,編入学試験対策の基礎ともなる文法力を強化する。本授業は就職と進学に関連し,コミュニケーション力を高めることができる。
授業の進め方・方法:
演習を基本とする。
注意点:
授業にはテキスト・辞書を必ず持参すること。授業内活動に加えて自主学習をしっかり行えば,英語力は伸びます。授業外での学習を前提に授業を行うので,怠らないこと。疑問点は遠慮無く質問してください。

【カリキュラムの中での位置づけ】
1~2学年の英語関連科目で学んだ語彙・文法事項を基礎に,さらに英語力を伸ばすための科目。
【先行して理解する必要のある科目】
コミュニケーション英語I, II,英語表現I, II
【同時に学ぶ科目】
英語表現II
【ESDとの関連 (教育目標)】
(ESD1)
テキストの演習を通して,英語でのコミュニケーション能力を高めることで,他文化の人々と協力して行動するための素養を身につける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
2週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit1 トピック:Daily Life
文法事項:品詞の区別
3週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit1 同上
4週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit2 トピック:Places
5週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit2 同上
6週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit3 トピック:People
文法事項:代名詞
7週 中間試験
TOEIC テキスト Unit3
同上
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit4 トピック:Travel
10週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit4 同上
11週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit5 トピック:Business
文法事項:動詞の形
12週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit5 同上
13週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit6 トピック:Office
14週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit6 同上
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明
後期
3rdQ
1週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit7 トピック:Technology
文法事項:語彙
2週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit7 同上
3週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit8 トピック:Personnel
4週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit8 同上
5週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit9 トピック:Management
文法事項:接続詞
6週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit9 同上
7週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit10 トピック:Purchasing
8週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit10 同上
4thQ
9週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit11 トピック:Finances
文法事項:時制
10週 中間試験
11週 答案返却・解答説明
TOEICテキスト Unit11
トピック:Finances
文法事項:時制
12週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit12 トピック:Media
13週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit12 同上
14週 英作文トレーニング・TOEICテキスト Unit13 トピック:Entertainment
文法事項:前置詞
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験小テスト課題点態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000