歴史総合Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 歴史総合Ⅰ
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『日本史A 現代からの歴史』(東京書籍)
担当教員 菊池 達也

到達目標

①欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを説明できる。
②19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。
③歴史に対する多様な見方を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを論理的かつ詳細に説明できる。欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを論理的に説明できる。欧米諸国が世界を一体化させていく過程と、それに対して日本がどのように対応したかを説明できない。
評価項目219世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を論理的かつ詳細に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を論理的に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できない。
評価項目3歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的かつ詳細に説明できる。歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的に説明できる。歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
江戸幕府の成立から第一次世界大戦までにおける世界および日本の歴史的展開を、大きな時代的枠組みを意識しつつ、各時代の政治・社会を学習する。
授業の進め方・方法:
配布プリントを利用しながら講義形式で授業を進める。また必要に応じてDVDも利用する。理解度を確認するため授業中に小テストを実施することがある。
注意点:
前回の授業で話した内容が次の時間にもつながるケースが多いので、授業にのぞむ前に復習をしっかりやってほしい。また授業では教員が話すことを聞くだけでなく積極的に発言してもらいたい。ただし授業に関係のない私語は厳禁。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの内容を説明できる。
2週 江戸幕府の支配と構造 江戸幕府がどのような支配を行っていたか説明できる。
3週 江戸幕府の動揺 江戸幕府がなぜ衰退していったか説明できる。
4週 欧米の台頭と日本の開国 日本がなぜ開国したのか、当時の世界情勢をふまえながら説明できる。
5週 江戸幕府の終焉(1) 江戸幕府がどのようにして滅亡したかを説明できる。
6週 江戸幕府の終焉(2) 江戸幕府がどのようにして滅亡したかを説明できる。
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 明治新政府の構想と展開 明治新政府が実施した諸改革について説明できる。
10週 憲法制定と国会開設に向けて どのようにして憲法が制定され、国会が開設されたのか説明できる。
11週 条約改正 条約改正実現までの流れと、それが実現できた要因について説明できる。
12週 日清・日露戦争 明治期における日本の対外関係と、日清・日露戦争の背景・意義について説明できる。
13週 第一次世界大戦と日本(1) 第一次世界大戦が起こった背景および第一次世界大戦が日本にとってどのような意義があったのか説明できる。
14週 第一次世界大戦と日本(2) 第一次世界大戦が起こった背景および第一次世界大戦が日本にとってどのような意義があったのか説明できる。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70005250100
基礎的能力70005250100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000